ど‐こう【土工】
土工
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 10:08 UTC 版)
土工(どこう)は、土木作業員および建築作業員の通称で、建築工事および土木工事の土工事や地業に関わる者に対して用いられる。
注釈
- ^ 土木構造物は人類が文明社会を築き始めたときから存在してきたもので、古くはエジプトのピラミッドや日本の古墳のように権力の象徴として築かれた。また、ピラミッドや古墳のように王の権力の象徴として築かれたものとは別に、初期の土木構造物には万里の長城のように軍事目的で建設されたものも多い。古代ローマでは非常に大がかりな土木工事が行われた。例えばアッピア街道はアッピウス・クラウディウス・カエクスの命により幅3.6mの道路をローマからカプアまでの約200kmにほぼ一直線に建設するという大規模なものであった。幅3.6mは兵士が三列縦隊できる長さを基準としたもので、幹線となる道路では馬で引く戦車が通行できる12mの幅員がとられていた。古代ローマで建設された道路は約600年の間に延べ8万5000kmに達した。(溝渕利明『コンクリート崩壊』PHP新書、2013年、132-136頁。)
- ^ 「電気土木」「通信土木」という語は、一般に「地下構造物を対象とする土工」のみを指す場合が多い。架空構造物を対象とする土工は、ケーブル架渉や装柱設備の取付けなどと併せて「外線工事」と称される。
出典
- ^ 「入社10年は泥のように働け」 IT業界はみんなそうなのか
- ^ (社) 日本生化学会機関誌「生化学」80巻、第8号778ページ
- ^ ドボジョ、工事現場駆ける 土木系女子が「クール」 日本経済新聞 2013年5月5日
- ^ 「どぼじょ」改め「けんせつ小町」です 日建連が新愛称 朝日新聞 2014年10月22日
- ^ 建設業で活躍する女性の新ネーミング「けんせつ小町」にツッコミが殺到 IROIRO 2014年10月23日
土工
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土工
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 09:47 UTC 版)
山間部の道路では、上部を切土にし、その土砂で下部に盛土をする「片切り片盛り」が行われることも多く、切土と盛土の土量をできるだけ同じにすることで土砂運搬のコストの軽減が図られている。このうち盛土部分の地山の傾斜面を階段状に掘削して盛土を行うことを「段切り」といい、盛土側では地山と盛土のなじみを良くするため、切土側では良質でない表層部が表面に現れている場合に除去するために行われる。 なお、地盤を人工的に掘削してできた斜面のことを切土法面(のりめん)または切取法面という。切土法面を利用した例に鎌倉の切通しがある(切土法面を利用した軍事道路)。
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土工
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盛土は住宅地の開発や道路や鉄道の整備などで平坦な地表が必要なときに行われる。盛土によってできた斜面を法面(のりめん、盛土法面)といい、斜面になっている法面の上端を法肩(のりかた)、下端の原地盤(基礎地盤)と接する部分を法尻(のりじり)または法先(のりさき)という。
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