タコグラフとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 人文 > 幾何学 > グラフ > タコグラフの意味・解説 

タコグラフ

英語 tachograph

大型トラックなどに装備されている、クルマ走行速度と距離24時間以上自動的に記録する装置と、施錠装置から構成されている運行記録計のことをいう。運行記録計は、事故防止と安全走行目的に、保安基準GVWが8t以上または最大積載量が5t以上のトラックバスタンクローリーなどに装備義務づけられている。装備されている多く運行記録計は、国の型式認定受けたものが使われており、1999年以降アナログ式加えデジタル式認定を受けることができるようになったまた、道路交通法において、運行記録計記録用紙は、記録した日付けクルマ登録番号などがわかるようにして1年間保存義務づけられている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

タコグラフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 13:08 UTC 版)

タコグラフ: tachograph)とは自動車に搭載される運行記録用計器の一種であり、運行時間中の走行速度などの変化をグラフ化することでその車両の稼動状況を把握できるようにした計器である。道路運送車両法に基づく道路運送車両の保安基準には「運行記録計」という名称で、装着を義務づけた車両の種類や、型式認定を受けた機器を使用する旨などが規定されているほか、事業用に用いられる車両については旅客自動車運送事業運輸規則や貨物自動車運送事業輸送安全規則といった国土交通省令によってもタコグラフの装着義務が規定される。


注釈

  1. ^ なお、タクシー用はアナログ時代より回転数記録をしていなかった関係で、回転数の記録をしていることは少ない。また、タクシーメーターに内蔵するタイプである場合、ETC利用と高速の切り替えが一致しない(有料道路でありながら高速ボタンの適用除外となる道や、逆に有料道路ではなくても適用される道がある)ため、連動しない設定となっていることが多い。
  2. ^ アナログ式タコグラフのシェアはほぼ独占状態であった。

出典

  1. ^ 貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部を改正する省令について”. 国土交通省 (2014年12月1日). 2023年9月30日閲覧。
  2. ^ 運行記録計(タコグラフ)の装着義務付け対象拡大について”. 全日本トラック協会. 2023年9月30日閲覧。
  3. ^ Digital Tachograph” (英語). Digital Tachograph. 2023年6月14日閲覧。
  4. ^ General Information about the ELD Rule | FMCSA”. www.fmcsa.dot.gov. 2023年6月14日閲覧。
  5. ^ Electronic Logging Device - Matrack Inc”. www.matrackinc.com. 2023年6月15日閲覧。
  6. ^ Electronic Logging Device (ELD) - International Registration Plan, Inc.”. www.irponline.org. 2023年6月14日閲覧。
  7. ^ EZLOGZ - all-in-one Fleet Management Solution & ELD” (英語). EZLOGZ. 2023年6月14日閲覧。


「タコグラフ」の続きの解説一覧

「タコグラフ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



タコグラフと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タコグラフ」の関連用語

タコグラフのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タコグラフのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
三栄書房三栄書房
Copyright c San-eishobo Publishing Co.,Ltd.All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのタコグラフ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS