【戦術航空士】(せんじゅつこうくうし)
海上自衛隊の航空部隊において、哨戒機や救難機に搭乗し、(機体の操縦を除く)現場における戦術的な判断(哨戒海域での飛行経路のパターンやソノブイ敷設プランの設定など)とその実行、クルーの統括指揮の責任を負う航空機搭乗員の役職。
(このため、「任務機長(PPC=Patrol Plane Commander)」として機長の役割を務めることもある)
アメリカ海軍では"Tactical Coordinator(タクティカル・コーディネイター)"と呼ばれている役職であり、ここから由来した「TACCO(タコ)」という通称もある。
操縦士と同様、三等海尉以上の幹部自衛官をもって充てる役職とされており、人材は航空学生課程の出身者や防衛大学校の卒業生、または一般幹部候補生(一般の大学・大学院から幹部候補生学校を経て幹部に任官された者)出身者から集められる。
関連:エビエーター NFO
戦術航空士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/22 08:40 UTC 版)
戦術航空士(せんじゅつこうくし、英: tactical coordinator、TACCO、TACO、タコ[1]、タコー)は、哨戒機に搭乗し哨戒パターンの設定やソノブイの敷設プランを設定するなど、戦術的な判断を下す航空機搭乗員。戦術調整士と訳されることもある。
- ^ “航空学生|自衛官募集ホームページ”. www.mod.go.jp. 2021年9月25日閲覧。
- ^ 【航空部隊】これが哨戒機「P-1」 - 防衛省 海上自衛隊 YouTube公式チャンネル
- ^ 下総航空基地 第203教育航空隊
- 1 戦術航空士とは
- 2 戦術航空士の概要
戦術航空士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 00:54 UTC 版)
略号は、TACCO(Tactical Coordinator) 海上自衛隊の職域。哨戒機に搭乗し哨戒パターンの設定やソノブイの敷設プランを設定するなど、戦術的な判断を下す乗員。哨戒機では機長であるため脱出時に降下の指示を下すなど、非戦術面でも機長として扱われる。 操縦士候補として採用され、初等操縦教育終了後に割り振られる。 詳細は「戦術航空士」を参照
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