女性は土俵から降りてください 女性は土俵から降りてくださいの概要

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女性は土俵から降りてください

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/02 21:39 UTC 版)

「女性は土俵から降りてください」
場所

日本京都府舞鶴市上安久420

舞鶴文化公園体育館
日付 2018年 (平成30年) 4月4日
午後2時頃 (UTC+9)
負傷者 1名 (多々見良三
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概要

舞鶴市で行われた大相撲の地方巡業「大相撲舞鶴場所」において、舞鶴市長である多々見良三土俵相撲競技場)の上であいさつを述べていた最中、クモ膜下出血を発症して意識を失い、転倒した[1][2][3]

そこへ観客として会場に居合わせた女性看護師たちが駆けつけ、ただちに救命処置を行った[1][2][3]

この女性たちに対し、ある日本相撲協会の行司が「女性は土俵から降りてください」「男性がお上がりください」との場内放送を行った[1][2][4][5]。さらに、土俵下にいた相撲協会員が女性たちへ直接「下りなさい」と指示したという[6]

この対応に「女性差別だ」「人命軽視ではないか」などの批判が集まり[7][8]、同協会は「人命にかかわる状況には不適切な対応」であったとして謝罪した[9][10]

このことをきっかけに、大相撲における『女人禁制』という伝統と、女性差別とをめぐって議論が起こった[11][6]

騒動の経緯

2018年(平成30年)4月4日、京都府舞鶴市上安久の舞鶴文化公園体育館で、大相撲の地方巡業「大相撲舞鶴場所」が行われていた。これは日本相撲協会の春巡業の一環であり、横綱鶴竜白鵬をはじめ252人の力士らが参加し、約3千人の観客が集まっていた[2]

市長の意識障害

幕内と横綱による土俵入りの後、午後2時過ぎに[2]、舞鶴市長であった多々見良三が土俵上であいさつを行った。しかし、多々見はあいさつを開始してから約1分後に突如意識を失い、仰向けに転倒した[3]

周囲は騒然となり、すぐに関係者の男性らが取り囲むが適切な処置を行うことはできなかった[5]

女性らによる救命処置

観客であった1人の女性(Aとする)は「上がっていいですか」と断りを入れてから観客席から土俵に上がり、「看護師です。心マ(心臓マッサージ)ができます」と説明した[6]。さらに「(市長の)胸を開けてください」と叫んで[1]周囲の男性らをかきわけ、2秒後に胸骨圧迫を開始した。同時に別の女性(Bとする)も現場へ駆けつけてAを補助した[6]

なお、多々見はかつて舞鶴共済病院の病院長を務めた医師であり、Aとは知人同士であった[12]。多々見とAは過去に同じ病院の集中治療室でともに勤務したこともあった[13][14]

Aは胸骨圧迫を行いながら周囲に何らかの指示を行い、その16秒後に別の女性2人(CDとする)も土俵に上がった(Aが上がってから約30秒後)。直後に救急隊員の男性らが自動体外式除細動器(AED)を持参して現場付近に到着した[5](隊員らはあらかじめ緊急時に備えて会場に待機していた)[2]

救命処置中の放送

ここで、会場内の拡声器を使った放送で「女性の方は土俵から降りてください」との宣告が行われた[5]。同宣告は相撲協会の行司によって複数回繰り返され、「男性がお上がりください」とも放送された[2]。さらに相撲協会員が女性たちに直接「下りなさい」と告げ、土俵の外を手ぶりで示した[6]

女性のうち一人は運営関係者に「人命救助をしているのに、なぜ、そういうことを言うのか」と反論をしている。結局、CとDは戸惑った様子で土俵を降りた[6]

しかし、Aらは降りることなく、胸骨圧迫はAからBへと交代して続けられた[注釈 1]。さらにBから救急隊員へと交代され、別の隊員が救命バッグを持って土俵へ上がった。担架が現場へ運ばれ、多々見は担架で運搬されて病院へと搬送された。その間にAとBも土俵から降りた[5]

女性たちが土俵から降りたのち、土俵には大量の塩がまかれた[3][6]。この塩撒きの意図について、現場では一切の説明は無かったことが憶測を呼んだ(後述)。

市長の容態快復

多々見は病院でクモ膜下出血と診断され、手術を受けた[6]。幸いにも後遺症はなく順調に回復し、約2か月後の6月14日に国立病院機構舞鶴医療センターを退院した[12]。数日間の自宅療養ののち、6月23日には公務に復帰した[15]。その期間の市長業務は、副市長の堤茂が代行した[13]

日本相撲協会の説明と謝罪

4月4日

夜になって、理事長の8代八角(第61代横綱北勝海)は、同協会の行司が「女性は土俵から降りてください」と複数回アナウンスしたことを認めた上で、「行司が動転して呼びかけたものでしたが、人命にかかわる状況には不適切な対応でした。深くお詫び申し上げます」と謝罪した[9]。同協会は、女性たちに直接謝罪したい意向を示した[1]

4月5日

取材に対応した事業部長の8代尾車(元大関琴風)は「場内放送をした若手行司は慌てていて、とっさに言ってしまったようだが、言い訳はきかない。どんな時も人命が第一」と話し[16]、「当たり前だが、人命より大事なものはこの世にない。女性が土俵に上がれないというのは次元が違う」と、過去の事例とは論点が異なるとの姿勢を示した[6]

責任者である巡業部長の11代春日野(元関脇・栃乃和歌)は姫路市の巡業先で、アナウンスを行った行司について「動揺していた。頭が『土俵に女性が上がっている』との思いでいっぱいになったらしい」と事情説明した。ただ、人命に関わる事態で「土俵=女人禁制」の“日本相撲協会のしきたり”にとらわれたことについては「不適切でした。本場所でも起こりうることなので教訓にしたい」としている[17]

なお、当のアナウンスを行った若手行司は「僕は何も言えない」と話した[17]

4月6日

同協会の広報部長である12代芝田山(第62代横綱・大乃国)は、女性が土俵に上がれないことについて、「差別のかけらもない」と否定した。「いつの間にか話がすり替わっている」「スー女と呼ばれるファンも増えて、女性には感謝しかない。今回のような緊急事態と、女性を土俵に上げる、上げないの話とは別」と述べ、[18]「大相撲の伝統を守るスタンスは変わらない」と表明した[19]。また「こういった緊急事態が、またいつ起こるかもしれないので、場内アナウンスの指導もしていかないといけない。緊急時のマニュアルも作らないといけないし、かといって緊急時もそのマニュアル通りにやればいいというものでもない。緊急のことで経験を積めるものでもないので、臨機応変に対応できるようにする必要がある」などと話した[18]

事件直後、相撲協会関係者によって土俵に大量の塩がまかれたことに対し「女性が土俵にあがったことに対して塩を撒いたのか」などと誤解や非難があったことについて、[7][3][6]「塩をまいたのは、力士に骨折や大きなけががあった際の通例で、女性が土俵に上がったこととは関係はない」「量も一般的なもので、安全祈願のため」と12代芝田山は説明している[18][注釈 2]

4月7日

11代春日野は当初「自分は現場に居合わせなかった」と説明していた。しかし、11代春日野とみられる人物が当時の会場奥で見守っている場面の証拠映像がインターネット上で拡散されたことから、巡業先の愛知県刈谷市で「映像は自身のものである」ことを認めた。

11代春日野は「幕内取組を見に行く準備をしたときで心配していた。市長が担架で運ばれた後は玄関まで一緒に行った」と発言を修正した。行司のアナウンスについては、後の報告で知ったと話している。この発言の修正について8代尾車は「今日(7日)春日野部長が話したことが全てではないか」「言葉が足りなかったということだと思う」との見解を示した[20]

この発言の不一致について、産経新聞社の永山裕司は「緊急事態にあって誤解を招く対応だろう。元力士だけで運営される相撲協会と、社会一般の常識にずれがみられるという一例だ」と同月23日付のコラムで非難している[6]

4月28日

相撲協会理事長の8代八角(第61代横綱北勝海)は改めて次のように謝罪を行った[10]

舞鶴市での不適切な対応について

京都府舞鶴市で行った巡業では、救命のため客席から駆けつけてくださった看護師の方をはじめ女性の方々に向けて、行司が大変不適切な場内アナウンスを繰り返しました。改めて深くおわび申し上げます。

舞鶴市の多々見良三市長の一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。

大相撲は、女性を土俵に上げないことを伝統としてきましたが、緊急時、非常時は例外です。人の命にかかわる状況は例外中の例外です。

不適切なアナウンスをしたのは若い行司でした。命にかかわる状況で的確な対応ができなかったのは、私はじめ日本相撲協会(以下、協会といいます)幹部の日ごろの指導が足りていなかったせいです。深く反省しております。こうしたことを二度と起こさないよう、協会員一同、改めてまいります。


注釈

  1. ^ 胸骨圧迫は一人の患者に一人の救命者のみで行う。また激しく疲労するため複数人で交代しながら行うことが望ましい。
  2. ^ 塩撒きは力士の負傷などの後に「連鎖を防ぐ意味で」行われる行為であり、女性が土俵に上がったためでなく「多々見市長が土俵上で倒れたこと」によるものである。なお、力士以外の者が塩撒きをすることは珍しいことではなく、幕下以下での時間調整で呼出が撒いている(幕下以下には許されぬ土俵上での塩撒き、例外はいつ? NEWSポストセブン 2018年3月19日)ほか、塩を撒かない幕下以下の取組で「力士たちに怪我がないよう」土俵を清める意味で塩を撒く親方(14代九重=元大関・千代大海)もいる。
  3. ^ a b 隣接する綾部市の前市長を務めた。
  4. ^ 日本相撲協会の地方巡業は「売り興行」で、チケット販売や宣伝・告知、会場確保や整理などの雑務の一切は勧進元・実行委員会の責任で行う興行形態である。舞鶴場所の勧進元は元綾部市長・四方八洲男、実行委員会(委員長・河田友宏、舞鶴商工会議所会頭)が興行権を買い取った(舞鶴で来年4月4日/京都 毎日新聞 2017年10月25日)。このため、取材対応も実行委員会が行っていた。
  5. ^ ワシントン大学比較宗教学修士号、コロラド州立大学で政治学学士号を取得後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校アジア言語・文化(仏教学)の博士号を取得。日本の九州大学で日本宗教仏教学分野で助教を務め、日本学術振興会でも特別研究員であった。宗教に基づく女性タブー女人禁制、女人結界)を中心とした論文を発表している。
  6. ^ 森山は1980年に労働省の官僚を辞め、国会議員に転身していた。
  7. ^ 内閣官房長官は、内閣総理大臣に次いで日本政府の権力序列第2位とみなされる。
  8. ^ 表記の騒動の翌日である。

出典

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  2. ^ a b c d e f g “救命中「女性は土俵から下りて」 大相撲巡業、市長倒れ”. 京都新聞. (2018年4月4日). https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/26362 2021年11月17日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f “「下りなさい」相撲協会員、口頭でも直接指示 心臓マッサージの女性は看護師「いたたまれず、とっさに…」”. 産経新聞. (2018年4月5日). https://www.sankei.com/article/20180405-QIOSC5D24FIL3LG7XRJQZ5IL7Y/ 2021年11月17日閲覧。 
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