ビンデシン ビンデシンの概要

ビンデシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 17:15 UTC 版)

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ビンデシン
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
胎児危険度分類
  • AU: D
法的規制
  • (Prescription only)
投与方法 点滴静脈注射
薬物動態データ
血漿タンパク結合65-75%
代謝肝臓 (CYP3A4-mediated)
半減期24時間
排泄胆汁および腎臓
識別
CAS番号
53643-48-4 59917-39-4 (硫酸塩)
ATCコード L01CA03 (WHO)
PubChem CID: 40839
DrugBank APRD00392
KEGG D01769
化学的データ
化学式C43H55N5O7
分子量753.926 g/mol
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硫酸塩が「フィルデシン」という商品名で発売されている。VDSという略号で表されることがある。

適応

急性白血病慢性骨髄性白血病の急性転化を含む)、悪性リンパ腫肺癌食道癌[1]

副作用

骨髄抑制、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 (SIADH)、麻痺性イレウス、消化管出血、間質性肺炎、心筋虚血、脳梗塞、神経麻痺、痙攣、聴覚異常、筋力低下(起立障害、歩行障害、階段昇降障害、手指連動障害など)、知覚異常、末梢神経障害、アナフィラキシー様症状、食欲不振、悪心・嘔吐、口内炎、便秘 AST (GOT) 上昇、ALT (GPT) 上昇、Al-P上昇、 BUN上昇、クレアチニン上昇、発疹、脱毛、しびれ感、知覚低下、息切れ、気管支痙攣、悪寒、発熱、静脈炎など。

作用機序

あまり明らかではないが、微小管またはチューブリンに関連したものであるとされる。

脚注

[脚注の使い方]

関連項目





  1. ^ Macmillan Cancer Support (2009年4月1日). “Vindesine (Eldisine)” (英語). 2009年11月22日閲覧。


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