ジャニーズ事務所
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歴史
ジャニーズ事務所 設立以前
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身で日系人のジャニー喜多川がアメリカ西海岸のエンターテインメントの世界に触れる。1952年に喜多川が来日して駐日アメリカ合衆国大使館で通訳として勤務する傍ら、宿舎の近所の少年たちを集めて野球チームを作り、この野球少年たちの一人であったあおい輝彦(青井輝彦)が「ジャニーさんが監督なんだから、チームの名前もジャニーズでいいんじゃない」と言ったことがきっかけでチーム名を「ジャニーズ」と命名した[10]。その後チームは映画館で『ウエスト・サイド物語』を鑑賞し、感動したことからダンスの練習を始めた。この時の野球少年から選抜されたのが事務所最初のタレントグループであるジャニーズであった。喜多川は単なるタレント育成ではなくミュージカル俳優のような「歌って踊れるタレント」の育成を目指し、1962年4月にジャニーズを結成した。
1960年代 - ジャニーズ事務所 草創期
1962年、名和プロダクション内の芸研に「芸研ジャニーズ」を作り、初代ジャニーズの4人を含め性別問わず歌やダンスのレッスンを行っていた[11]。
1964年、名和プロダクションから独立してジャニーズ事務所を設立した。この時点では法人化はされておらず、単に"ジャニーズが所属する事務所"という意味でこの名称が使われ始めた。
1968年にデビューしたフォーリーブスは当時全盛期を迎えていたグループ・サウンズ(GS)の流れに乗り「楽器を持たないGS」と通称された。
1970年代 - アイドル開拓期
1970年代に入るとニュー・ロックやフォークソングが新たに誕生し、吉田拓郎、井上陽水、中島みゆきなどが台頭していたが、ジャニーズは非日常な舞台を演出する方針を堅持し、ジャクソン5などを模した明るいソウルミュージックに転向し、軽快なポップ路線へ切り替えた[12][13]。
1972年の郷ひろみのデビュー時には中性的なルックスを前面に押し出し、GSで特にアイドル性が高かったオックスとタッグを組んでいた筒美京平をプロデューサーに迎えた。郷と筒美はその後、1970年代中盤に隆盛したディスコを素早く取り入れた。1975年に退所した(1977年デビューの川崎麻世と、1980年デビューの田原俊彦も郷の流れを継いだ)[14]。
1970年代中盤にテレビが普及するにつれて「各家庭のお茶の間で日常を過ごしながら、僅かな非日常的空間を楽しむ」というスタイルが誕生した。阿久悠が関わった『スター誕生!』が青少年の夢と現実をつなぐ代表的な番組であり、ジャニーズでこの新たな潮流に最初に合致したのが近藤真彦であった。近藤のやんちゃなキャラクターが1950年代のオールディーズやストリートファッションなどの対抗文化の雰囲気を醸し出していると評され、ディスコ風の曲と並行してロック風の曲も発表された[15]。
なお、ジャニーズ事務所は1975年1月23日に株式会社として設立、同1月30日に法人登記され、法人化した[16]。
1980年代 - アイドル大衆化と光GENJIの爆発的ヒット
1980年代はアイドルビジネスの拡大に伴って多様化が進み、1982年デビューのシブがき隊は歌やダンスの技量不足をカバーするために音楽の企画性を追求し、「スシ食いねェ!」に代表されるようなジャポニスムが特徴的となった[17]。1985年デビューの少年隊はデビュー前よりアメリカ進出するなど最も経験を積んでいた。
1987年デビューの光GENJIはローラースケートでステージを所狭しと駆け回るジャニーズ史最高の爆発的ヒットを記録するなど社会現象となった。彼らの特徴であるローラースケートを用いたパフォーマンスはイギリスのミュージカル『スターライトエクスプレス』が起源である[18]。
1988年デビューの男闘呼組は、従来のジャニーズアイドルとは異色のロックバンドとなった。
1990年代 - アイドル路線からマルチ路線へのSMAPによる変革
1980年代デビュー勢に続いて1990年にデビューした忍者は光GENJI同様にアイドル路線を前面に出したが、1990年代初頭では男性アイドル人気が低下し、爆発的人気を誇っていた光GENJIの人気も急激に失速していった。
1991年デビューのSMAPは初期は光GENJIのような華やかなコンセプトでスタートしたが、セールス面では事務所始まって以来の低迷を続けた。SMAPのマネージャー 飯島三智やリーダー 中居正広はこの打開策を考え、アイドル像を捨ててバラエティやお笑いへ進出し[19][20]、音楽パフォーマンスと並行させることで「身近な存在」という存在位置を獲得することに成功し、マルチタレントとしてSMAPは国民的グループへと進化した[19][20][21]。
1990年代はその後もTOKIO・V6・KinKi Kids・嵐がデビューし、SMAPに続いて多方面へ進出していき、1990年代は単なる「イケメンアイドル」ではなく「マルチ路線」が特徴的となった[19][20]。また2000年代にジャニーズ事務所の変革者となる滝沢秀明を中心としたジャニーズJr.も熱狂的となった。
2000・2010年代 - 第2次アイドル大衆化
2000年に『ザ少年倶楽部』が放送開始され、2000年代は従来の「イケメンアイドル」的なジャニーズグループのデビューが顕著となり80年代以来の第2次アイドル大衆化となったが[19][20]、1990年代後半にジャニーズJr.の中心であった滝沢秀明がメンバーの2002年デビューの二人組グループタッキー&翼、2003年デビューの関東関西混合グループNEWS、2004年デビューのお笑いが得意な関西グループ関ジャニ∞、2006年にはワイルド路線であるKAT-TUN、2007年デビューのメンバー全員が平成生まれのHey! Say! JUMPなど個性も併せ持つグループが特徴的となった。ジャニーズJr.からは2002年にグループYa-Ya-yahが結成され、ジャニーズJr.史上初のCDデビューを果たし、5年間続いた冠番組『Ya-Ya-yah』が放送されるなどジャニーズJr.始まって以来の破格の存在となった。Four Tops・K.K.Kity・J.J.ExpressなどジャニーズJr.内のグループも多く結成されるようになっていった。
2010年代も2000年代の流れを継ぎ、デビューまで下積み期間が長かったKis-My-Ft2とA.B.C-Zがそれぞれ2011年・2012年にデビューし、2010年にNYC、2011年にSexy Zone、2014年にジャニーズWEST、2018年にKing & Princeがデビューし「かっこいいイケメン」や「美形・キラキラ」[19][20]といった従来のジャニーズアイドル的グループが顕著となった。
2000・2010年代には問題も多く発生した。1999年に『週刊文春』が一連の特集記事で、「芸能界で多大な影響力を持つジャニー喜多川氏がスカウトした未成年男子に対して優越的立場を利用し、性器を弄んだり、肛門性交するなどの虐待をしていた」と報じ、ジャニー喜多川とジャニーズ事務所側は記事が名誉毀損であるとして民事訴訟を起こし、2000年代初頭には裁判が続いた[22](詳細はジャニー喜多川による性加害問題を参照)。東京高裁がジャニー喜多川の性的虐待を認定し、『週刊文春』の本件に関する一連の報道は名誉毀損には当たらないと判決が下り、ジャニーズ事務所は最高裁に上告したが、2004年に上告棄却され、高裁判決が確定している[22]。日本のテレビ各局は公共放送であるNHKを含め、この判決について全く報道せず、新聞では、朝日新聞、毎日新聞、地方紙の中国新聞が小さくベタ記事を掲載したのみで、裁判で「ジャニー喜多川による少年への性虐待の事実はあった」という証言の真実性が認定されたことは詳細に解説されることはなく、メディアの大部分がジャニーズ事務所に忖度して報道せず、社会的な問題になることはなかった[22][23]。このような日本の報道機関の行動の結果、何があったか知る人は日本社会にほとんどおらず、ジャニー喜多川は社会的に弾劾されることはなく、引き続きジャニーズ事務所を運営することを許され、「国の宝」として崇められ続け[22][24]、2019年7月にジャニー喜多川が死去すると、安倍晋三首相は9月の「お別れ会」に、業績を称賛し人徳を讃える弔電を送った[25]。後の2023年のイギリス国営放送BBCによる特集番組で、文春との裁判以降も、同様の虐待行為が続いていたことが明らかになっている[22]。大手メディアが全くと言っていいほど報道しなかったことで、『週刊文春』の特集は捏造記事であったと伝播され、2022年末時点では、日本でこの問題はほぼ認識されていなかった[24]。
2010年代にはSMAP解散騒動や圧力問題(後述)などが発生し、2001年に稲垣吾郎、2009年に草彅剛、2011・2018年に山口達也の法的不祥事が発生した。2018年には岩橋玄樹と松島聡がパニック障害の治療により活動休止した[26][27][28]。またメンバーの脱退も目立った。2003年デビュー時に9人組だったNEWSはメンバーが次々と脱退したことにより、2020年時に残ったメンバーは3名に、2006年デビュー時に6人組だったKAT-TUNも2016年時には3名となっていた。
2018年2月13日にはソニー・ミュージックエンタテインメントが所有していた東京都赤坂にあるSME乃木坂ビルを購入し、20年ぶりに事務所を移転した[29][30][31]。
2019年、滝沢秀明がジャニーズ事務所傘下に新たに興された関連会社・ジャニーズアイランド社長に就任し[32][33]、同年7月に創業者ジャニー喜多川が死亡すると、2019年9月27日付で藤島ジュリー景子がジャニーズ事務所社長に、滝沢が同社副社長に就任することが発表された[34]。
2020年代 - 体質・路線の変革と海外進出
2020年代に入ると風紀の乱れが蔓延していることを報道されていたジャニーズ事務所は変革に着手し[35][36][37]、「クリーンなジャニーズ事務所」を目指し[36][37][38]、経営陣の中でも滝沢秀明はジャニーズ事務所の体質をクリーンなものにしようと改革を断行していると報道された[36][38][39][40]。滝沢の就任後に長期間所属していたタレントの退所やグループ解散・活動休止が相次ぎ[36][41][42][43]、所属タレントの不祥事に関しては全て報道を無視せず対応し、問題を起こしたタレントを即処分するなど迅速果敢に改革を断行していった[38][44]。滝沢の副社長就任前のジャニーズ事務所ではデビュー前のJr.が不祥事を行った場合に重い処分を下すことはなかったとされているが[36]、滝沢の副社長就任後はデビューしたタレントであれJr.であれ、誰であれ処分を下している[36][44]。また定年制も提唱している[45]。
プロデュース面においては「かっこいいイケメン」や「美形・キラキラ」といった従来のジャニーズアイドル像のグループではなく、アイドル像を捨ててバラエティやお笑いへ進出したSMAPを始めとした90年代デビューグループ[19][20]のような「ジャニーズらしくないグループ」が積極的にプロデュースされ始めるようになったと報道された[40][46]。2020年には滝沢が手掛けてきたSnow Manがデビューした。Snow Manは第三次K-POPブーム的なスタイリッシュさを持ち[40]、アクロバットが得意である。Snow Manはジャニー喜多川とはあまり関係がなかったとされており[39]、「タキニ」(滝沢のお気に入り)であるとされている[40]。また同年にはワイルド路線のSixTONES[47]もデビューし、2021年には庶民路線的なグループであるなにわ男子がデビューし、2022年には世界路線のTravis Japanがデビューした(後述)。
更にジャニーズ事務所は、それまでの制限を緩和し、積極的にIT分野を開拓していった[36]。CD販売が低迷していた2000年代に日本企業や大手芸能事務所はデジタル・ストリーミングへの適切な転換を行わず[48][49]、CD販売やアナログ的な手法に固執していたが[50][51][52]、2020年代よりストリーミングに乗り出すことになり、ジャニーズ事務所は従来のジャニーズアイドル路線ではなく世界進出路線に意欲的になっていったと評されている[38]。2022年3月3日に滝沢がプロデュースしたTravis Japanがアメリカにて武者修行を行うことが発表され[53][54][55][56]、滝沢は壬寅年・甲寅日である10月28日にTravis Japanを世界デビューさせ[57]、同時に事務所初配信(ストリーミング)デビューとなった[58][59]。Travis Japanは2012年結成以来、10年間デビューすることができなく、ジャニーズ事務所のグループでジャニーズJr.期間最長を記録。滝沢はTravis Japanについて「今までのグループとは違う」といった趣旨を語っている[60]。
YouTuberにも注目し、2021年に二宮和也を中心とした、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨の四名により「ジャにのちゃんねる」が開設され、本格的にYouTuberとして活動を開始した。それに続きHey! Say! JUMPの山田涼介が主にゲーム実況を行う「LEOの遊び場」、所属タレント内からゲーム好きを集めた「Johnny's Gaming Room」(現・放課後 GAMING LIFE)などが開設された[61]。
改革を断行し続けて成功し、順風満帆に見えたジャニーズ事務所であったが、2022年10月31日に功績を残してきた滝沢の退社・ジャニーズアイランド社長退任が発表された[57][62]。ジャニーズアイランド社長後任には井ノ原快彦が就任し、ジャニーズ事務所副社長の後任は不在となった[63]。また後日にはKing & Princeのメンバー3名の脱退・退所が発表された。11月10日にジャニーズ事務所は週刊文春の報道(滝沢・King & Princeとの関係関連事項など)に対する法的措置の検討を発表した[64]。
2023年 - 「SMILE-UP.」への社名変更、新会社「STARTO ENTERTAINMENT」設立
2023年3月にイギリスの公共放送BBCで、ジャニー喜多川によるジャニーズ事務所所属タレントに対する性的虐待問題を追った特集番組『J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル』が放送された[22]。週刊文春は過去の特集記事を公開し、取材を再開して新たな記事を掲載した。2023年4月、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトが日本外国特派員協会で記者会見を開き、性的虐待被害を告発した[66]。他にも、匿名・実名での複数の性的虐待被害の告発が続いた。こうした動きにより、ジャニー喜多川による性加害問題が表面化、問題視されることとなった。
2023年5月14日、ジャニーズ事務所は本問題に対して公式サイトで動画を配信し、寄せられた質問に回答する文書を掲載した。社長の藤島ジュリー景子は「創業者ジャニー喜多川の性加害問題について、世の中を大きくお騒がせしておりますこと心よりお詫び申し上げます。何よりまず被害を訴えられている方々に対して深く、深くお詫び申し上げます」などと謝罪した[67]。性的虐待の事実認定については「問題がなかったとは一切思っておりません」としつつも、「『事実』と認める、認めないと一言で言い切ることは容易ではない」として明言を避けた[67][68]。性的虐待の事実については、藤島は「知りませんでした」と述べ、ジャニー喜多川と姉のメリー喜多川の2人が独裁的に会社運営を行っていたためであるとした[67][69][70]。被害者への対応として、外部のカウンセラーや弁護士らの指導のもと、相談窓口を5月中に設置すると発表した[68]。また、再発防止特別チームを設置して調査することとした[68]。
9月7日、同年8月に再発防止特別チームが出した調査報告書において、同族経営の弊害を防ぐため藤島の辞任を提言したことを受け、同社は記者会見を開き、藤島が一連のジャニー喜多川の性加害を認め、同月5日付で社長を引責辞任し、後任として所属タレントの東山紀之が社長に就任したことを発表した。東山は同年内をもって芸能活動を退くことも同時に発表した。引退後は社業に専念する見通しである。東山は、創業者で問題の当事者の名前が入った社名について変更の議論はあったとしつつも、該当会見時点では名称変更については否定した[71][72]。また、取締役副社長の白波瀬傑も同月5日付で引責辞任した。同日中に東京海上日動火災保険や日本航空がジャニーズ事務所との契約を見送る方針を発表し[73][74]、その後に他の企業でも見送りが相次いだ。
9月19日、ジャニーズ事務所はこの先の会社運営に関して声明を発表。藤島が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来など、この先の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認、法務や税務その他の論点を精査。同年10月2日にその進捗内容を具体的に報告することとした[75][76]。10月2日、ジャニーズ事務所は東京都内で記者会見を開き、10月17日付で社名を「SMILE-UP.」に変更すると発表。被害者への補償業務に専念することとした[77]。補償を終え次第、廃業する方針[78]。新たな会社名は、2018年7月24日に幅広い社会貢献・支援活動を目的として立ち上げた「Johnny's Smile Up! Project」に由来する[79]。また、マネージメント業務については新会社を設立し業務を移すことを発表した。本社ビルの上部にある「J」の文字と「Johnny & Associates」と書かれた社名ロゴの撤去作業は10月5日に開始され[65]、10月6日の午前中までに終了した[80]。
9月27日、NHK会長の稲葉延雄は定例記者会見の中で「今後新規に出演はさせない、それは本日から。紅白も同じ判断」と述べ、メディア総局長の山名啓雄も「紅白出場は現状ではゼロになる」とした[81]。11月13日、同年末に放送される予定の第74回NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表されたが、SMILE-UP.所属タレントの名前は1組もなかった。旧ジャニーズ事務所時代からのタレントが紅白歌合戦に出場しないのは1979年に行われた第30回以来44年ぶりとなる[82][83]。
10月2日、社名変更に伴い関ジャニ∞・ジャニーズWESTがグループ名を改名することを発表した[84]。10月5日、Sexy Zoneもグループ名を改名することをファンクラブ会員向けに発表した。グループ名に"ジャニーズ"が含まれないグループ名の改名は初となる[85]。10月7日、全国4ヶ所に展開されているジャニーズ事務所公式ショップ「ジャニーズショップ」が、社名変更に伴い10月16日をもって店舗での営業を終了することを発表した[86]。
10月17日、社名を「株式会社SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更し、61年続いたジャニーズ事務所の歴史に幕を下ろした[87]。公式サイトも「SMILE-UP.」のものに一新された[88]。同日中に新たにマネージメント業務を移管する先のエージェント会社の社名募集を開始。募集期間はこの日の午後6時より同月31日午後11時59分までとした[89]。
10月22日、2012年以来年末年始を中心に上演されていたジャニーズ・アイランドについて、2023年の公演を最後に消滅することが報道され、翌2024年1月は堂本光一をスーパーバイザーに迎えた新作舞台を上演する予定とした[90]。また、同じく毎年年末年始に放送している恒例のジャニーズカウントダウンライブについても、2023年度の開催を見送ることが11月18日に発表された[91]。
10月30日、SMILE-UP.社長の東山が兼任する予定だった、新たにマネージメント業務を移管する先のエージェント会社の社長就任を東山が断念することが報道された[92]。
11月8日、SMILE-UP.の公式サイト内に被害補償特設サイトが公開された[93]。
11月17日、子会社のジャニーズアイランドが「株式会社Annex」へと社名変更したことがこの日までにSMILE-UP.の公式サイトにて発表された[94][95]。
12月8日、新たにマネージメント業務を移管する先のエージェント会社の社名が「株式会社STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」となること、同社の社長にコンサルティング会社社長の福田淳が就任することがSMILE-UP.より発表された[96]。また、同社の最高執行責任者(COO)に井ノ原快彦が就任したことが発表され、同日付でSMILE-UP.副社長を退任したことを明らかにした[97][98][99](なお井ノ原は後の2024年4月10日の時点でCOOから最高マーケティング責任者(CMO)に役職変更している[100])。
12月8日、「xxxxx.POP UP STORE」名古屋店・大阪店・福岡店が開店した[101][102]。
12月15日、「xxxxx.POP UP STORE」渋谷店が開店した[103]。
注釈
- ^ a b 政府標準利用規約第2.0版によりCC-BY-4.0で使用できる。
- ^ こちらは「NHKプラス」・「TVer」などの「同時配信・見逃し配信」も含まれる。
- ^ それ以降は段階を追って配信が解禁され、他局の深夜番組、全日枠の番組の順だった。それ以前はゲスト出演回は配信対象外で、外部の映像利用は基本的に蓋かぶせであり、顔写真のみに留まる場合は蓋かぶせか、精密な似顔絵への差し替えの何れかだった。
- ^ 同事務所出演タレントの出演ドラマ(主に主演作品)も少数だが、一応編成されていた。フジテレビワンツーネクスト(フジテレビTWOが中心)が積極的。
- ^ 判りやすくいえば、全国向け配信のラジオNIKKEIはタイムフリーのみ規制されていた。
- ^ a b 岡本健一が所属するバンド。
- ^ 骨つぼは発見されていないが、この時近藤は「自分の心の中にある母親の思い出までは盗めない」とコメントし同賞に出席、大賞を獲得した。
- ^ 5年後の第71回(2020年)にも嵐、関ジャニ∞に加え、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、King & Prince、そして初出場のSixTONES、Snow Manと7組の事務所所属タレントの出場が当初発表された。しかし、Snow Manは、同年12月21日にメンバーの宮舘涼太が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、保健所から残りのメンバー8名全員が濃厚接触者に該当した。これにより芸能活動を一定期間停止し隔離生活により経過観察が行われることになったため番組出場を辞退。同事務所所属アーティストからの代替出場はなく、この回は6組出場となった。
- ^ 『news zero』に出演している櫻井翔、『news every.』に当時出演していた小山慶一郎を指している。
出典
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