インデペンデント・スクール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 04:29 UTC 版)
独立がもたらす4つの基本的な自由
指導面や財政面において独立しているインデペンデント・スクールは、以下の4つの基本的な自由を謳っている。
- 政府や宗教の教区や管区の影響なしに学校方針を決定できる自由。
- インデペンデント・スクールに在籍することは権利ではなく特権であり、学校方針で対象としている生徒のみを入学させ継続して在学(不適合者は退学)させられる自由。
- 一般校では教職員の学位や免状に関して政府や組合が規定するのに対し、インデペンデント・スクールは独自の条件下で優秀と認めた者を雇用できる自由。
- 政府や外部組織による特定の教育計画、教科書、達成を測る手段を用いる必要はなく、学校自身が最適であると考えるカリキュラムや教育計画を公的に明白にできる自由。
上記の概念に含まれる自由と責任こそがインデペンデント・スクールの最大の強みであり、教育モデルとして最も貢献できる点である。
関連項目
- パブリックスクール
- 私立学校
- プレップ・スクール ( University-preparatory school)
- ボーディングスクール
- キリスト教主義学校
- 公立学校
外部リンク
- The Independent Private School Directory 2007 (英語)- 英国、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのインデペンデント・スクール名簿
- National Association of Independent Schools(英語)- アメリカ国内のインデペンデント・スクール団体
- Canadian Association of Independent Schools (英語)- カナダ国内のインデペンデント・スクール団体
- 1 インデペンデント・スクールとは
- 2 インデペンデント・スクールの概要
- 3 独立がもたらす4つの基本的な自由
- インデペンデント・スクールのページへのリンク