おくり‐び【送り火】
おくりび【送り火】
送り火
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/20 04:57 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動送り火(おくりび)とは、お盆の行事の一つで、お盆に帰ってきた死者の魂を現世からふたたびあの世へと送り出す行事である(反対語 → 迎え火)。 家庭の玄関先や庭で行われるものから、地域社会の行事として行われるものまで、さまざまな規模で行われている。大規模なものでは大きく分けて、山の送り火、海の送り火の2つがある。仏教が庶民の間に浸透した室町時代以後に年中行事として定着したといわれている。
山の送り火としては、京都の五山送り火・奈良の高円山大文字送り火などが有名。海の送り火としては、「灯籠流し」が全国的に行われている(「精霊流し」と呼ぶ地方もある)。地方によってその由来や意味あい、行事の内容、行われる時期などはそれぞれ異なっている。観光行事として、最近行われ始めたものもあるようだ。
送り火
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 07:53 UTC 版)
16日の野火を送り火(おくりび)と呼ぶ。京都の五山送り火が有名である。15日に送り火を行うところも多い(奈良高円山大文字など)。 また、川へ送る風習もあり灯籠流しが行われる。山や川へ送る点は、釜蓋朔日で記したとおり故人が居るとされるのが文化的に山や川でありそのようになる。 なお、故人を送る期間であるが、16日から24日までであり、お迎え同様に墓参などをして勤める。 仏教では広くとった場合、お盆は1日から24日を指す。これは、地獄の王とされる閻魔王の対あるいは化身とされるのが地蔵菩薩であり、24日の地蔵菩薩の縁日までがお盆なのである。「地蔵盆」も参照。 ちなみに、天道すなわち大日如来の「大日盆」は、その縁日に則って28日である。
※この「送り火」の解説は、「お盆」の解説の一部です。
「送り火」を含む「お盆」の記事については、「お盆」の概要を参照ください。
「送り火」の例文・使い方・用例・文例
送り火と同じ種類の言葉
- 送り火のページへのリンク