チューブラーとは? わかりやすく解説

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tubular

別表記:チューブラー

「tubular」の意味・「tubular」とは

「tubular」の発音・読み方

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「tubular」の例文
(2023年11月21日更新)


チューブラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/12 22:31 UTC 版)

チューブラー (tubular)


チューブラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 01:03 UTC 版)

自転車用タイヤ」の記事における「チューブラー」の解説

「チューブラータイヤ」はゴム製のインナーチューブを袋状の布(「カーカス」または「ケーシング」と呼ぶ)で縫い包み接地面トレッド部にゴム張ったタイヤの事である。自転車チューブを更に頑丈なゴム円周カバーケーシング)で包んだ考えればよい。専用の「パイプリム」(成形され環状金属パイプリム)に装着するタイヤの最も古い形であり、初期安全型自転車はこの形であったが、現在ではロードレーストラックレース競技用や、一部の上級者や愛好者使用がほとんどの割合占める。また、その限界性能の高さから、実業団ロードレースでは選手の9割以上が試合用タイヤとしてチューブラーを使用している。 カーカス部分は綿やケブラー繊維のような合成繊維一部の高級品は絹が使用されるホイールリムには、リムセメントと呼ばれる接着剤専用両面テープ使用し貼り付けて使用する単純な構造ゆえにリムタイヤ自体共に軽量で、乗り味がしなやかであり、またリムタイヤ接触部に鋭い角を持たないためパンクの主原因のひとつであるリム打ちパンクスネークバイト)が殆ど起こらず、したがってパンクし難い。また構造断面真円度が高いためコーナリング挙動がつかみやすいなどのメリットもある。ちなみに最初期ツール・ド・フランスではタイヤはチューブラーしか選択肢がなく、またルール現在のチーム制と違いサポートカーもなく故障自前修理しなければならないという原則があったために、パンクしたら貼り付いたチューブラータイヤを歯で噛み付いて無理矢理はがした選手もいた。 チューブラーの欠点は、修理交換の手間がかかるという事と、ランニングコストが高い事である。パンク修理の手間が非常にかかる(パンク位置見当を付ける張りつけられているリムテープをはがす→凧糸製の縫合糸切って抜く→これでやっとチューブ出て来るので穴にパッチ貼るタイヤ内に押し込んで戻す→元通り縫合する→リムテープを張りつける、が必要)上に、修理して初期性能復活させることが難しいので、事実上使い捨てである。またリムセメントを使用する場合タイヤ交換時には接着強度上がるのを待たねばならない分時間がかかる(適当な接着のまま出走しようものならタイヤ外れる)。 近年はリムセメントではなく専用両面テープ用いることも多い。この方式を用いることによってタイヤ交換要する時間大幅に短縮される加えてシーラント呼ばれるパンク防止剤を事前に注入することで、もともと高い耐パンク性能がさらに改善されるため、ランニングコスト低減とともにクリンチャーにはない乗り味を持つことから、徐々に愛好者増える傾向にある。

※この「チューブラー」の解説は、「自転車用タイヤ」の解説の一部です。
「チューブラー」を含む「自転車用タイヤ」の記事については、「自転車用タイヤ」の概要を参照ください。

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