UnmanagedFunctionPointerAttributeとは何？わかりやすく解説 Weblio辞書

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

アンマネージコードとの間のアンマネージ関数ポインタとして渡されたデリゲートシグネチャのマーシャリング動作を制御します。このクラスは継承できません。

名前空間: System.Runtime.InteropServices
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

<ComVisibleAttribute(True)> _
<AttributeUsageAttribute(AttributeTargets.Delegate, AllowMultiple:=False, Inherited:=False)>
 _
Public NotInheritable Class
 UnmanagedFunctionPointerAttribute
    Inherits Attribute

Visual Basic (使用法)

Dim instance As UnmanagedFunctionPointerAttribute

C#

[ComVisibleAttribute(true)] 
[AttributeUsageAttribute(AttributeTargets.Delegate, AllowMultiple=false,
 Inherited=false)] 
public sealed class UnmanagedFunctionPointerAttribute
 : Attribute

C++

[ComVisibleAttribute(true)] 
[AttributeUsageAttribute(AttributeTargets::Delegate, AllowMultiple=false,
 Inherited=false)] 
public ref class UnmanagedFunctionPointerAttribute
 sealed : public Attribute

J#

/** @attribute ComVisibleAttribute(true) */ 
/** @attribute AttributeUsageAttribute(AttributeTargets.Delegate, AllowMultiple=false,
 Inherited=false) */ 
public final class UnmanagedFunctionPointerAttribute
 extends Attribute

JScript

ComVisibleAttribute(true) 
AttributeUsageAttribute(AttributeTargets.Delegate, AllowMultiple=false,
 Inherited=false) 
public final class UnmanagedFunctionPointerAttribute
 extends Attribute

解説

UnmanagedFunctionPointerAttribute 属性のフィールドは、デリゲートをアンマネージ関数ポインタに移行する際のさまざまな要素を制御します。DllImportAttribute 属性における同一名のフィールドと同じです。これらのフィールドはオプションですが、フィールド名を指定しない場合、UnmanagedFunctionPointerAttribute は無視されます。

属性の使用方法については、「属性を使用したメタデータの拡張」を参照してください。

継承階層

System.Object
System.Attribute
System.Runtime.InteropServices.UnmanagedFunctionPointerAttribute

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッドセーフです。インスタンスメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

プラットフォーム

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
UnmanagedFunctionPointerAttribute メンバ
System.Runtime.InteropServices 名前空間
DllImportAttribute クラス
GetDelegateForFunctionPointer
GetFunctionPointerForDelegate

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

呼び出し規約を指定して、UnmanagedFunctionPointerAttribute クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Runtime.InteropServices
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    callingConvention As CallingConvention _
)

Visual Basic (使用法)

Dim callingConvention As CallingConvention

Dim instance As New UnmanagedFunctionPointerAttribute(callingConvention)

C#

public UnmanagedFunctionPointerAttribute (
    CallingConvention callingConvention
)

C++

public:
UnmanagedFunctionPointerAttribute (
    CallingConvention callingConvention
)

J#

public UnmanagedFunctionPointerAttribute (
    CallingConvention callingConvention
)

JScript

public function UnmanagedFunctionPointerAttribute
 (
    callingConvention : CallingConvention
)

パラメータ

callingConvention: 指定した呼び出し規約。

解説

このメソッドは、アンマネージコード内のデリゲートに対する呼び出し規約を指定します。これは、UnmanagedFunctionPointerAttribute 属性の最も一般的な使用例です。callingConvention パラメータは、CallingConvention 列挙体の値のいずれかに設定できます。

プラットフォーム

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
UnmanagedFunctionPointerAttribute クラス
UnmanagedFunctionPointerAttribute メンバ
System.Runtime.InteropServices 名前空間
DllImportAttribute クラス
CallingConvention 列挙体

パブリックフィールドパブリックフィールド

	名前	説明
	BestFitMapping	Unicode 文字を ANSI 文字に変換するときの、最適マッピング動作のオン/オフを切り替えます。
	CharSet	文字列パラメータをメソッドにマーシャリングする方法を示し、名前マングルを制御します。
	SetLastError	属性付きメソッドから戻る前に、呼び出し先が SetLastError Win32 API 関数を呼び出すかどうかを示します。
	ThrowOnUnmappableChar	マップできない Unicode 文字 (ANSI の "?" に変換される文字) が見つかったときに、例外をスローするかどうかを指定します。

参照

関連項目

UnmanagedFunctionPointerAttribute クラス
System.Runtime.InteropServices 名前空間
DllImportAttribute クラス
GetDelegateForFunctionPointer
GetFunctionPointerForDelegate

アンマネージコードとの間のアンマネージ関数ポインタとして渡されたデリゲートシグネチャのマーシャリング動作を制御します。このクラスは継承できません。

UnmanagedFunctionPointerAttribute データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリックコンストラクタ

	名前	説明
	UnmanagedFunctionPointerAttribute	呼び出し規約を指定して、UnmanagedFunctionPointerAttribute クラスの新しいインスタンスを初期化します。

パブリックフィールド

	名前	説明
	BestFitMapping	Unicode 文字を ANSI 文字に変換するときの、最適マッピング動作のオン/オフを切り替えます。
	CharSet	文字列パラメータをメソッドにマーシャリングする方法を示し、名前マングルを制御します。
	SetLastError	属性付きメソッドから戻る前に、呼び出し先が SetLastError Win32 API 関数を呼び出すかどうかを示します。
	ThrowOnUnmappableChar	マップできない Unicode 文字 (ANSI の "?" に変換される文字) が見つかったときに、例外をスローするかどうかを指定します。

パブリックプロパティ

	名前	説明
	CallingConvention	呼び出し規約の値を取得します。
	TypeId	派生クラスに実装されている場合は、この Attribute の一意の識別子を取得します。(Attribute から継承されます。)

パブリックメソッド

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 ( Attribute から継承されます。)
	GetCustomAttribute	オーバーロードされます。アセンブリ、モジュール、型のメンバ、またはメソッドパラメータに適用された指定した型のカスタム属性を取得します。 (Attribute から継承されます。)
	GetCustomAttributes	オーバーロードされます。アセンブリ、モジュール、型のメンバ、またはメソッドパラメータに適用されたカスタム属性の配列を取得します。 (Attribute から継承されます。)
	GetHashCode	このインスタンスのハッシュコードを返します。 (Attribute から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	IsDefaultAttribute	派生クラス内でオーバーライドされたときに、このインスタンスの値が派生クラスの既定値かどうかを示します。 (Attribute から継承されます。)
	IsDefined	オーバーロードされます。指定した型のカスタム属性が、アセンブリ、モジュール、型のメンバ、またはメソッドパラメータに適用されているかどうかを判断します。 (Attribute から継承されます。)
	Match	派生クラス内でオーバーライドされたときに、指定したオブジェクトとこのインスタンスが等しいかどうかを示す値を返します。 (Attribute から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

参照

UnmanagedFunctionPointerAttributeとは？わかりやすく解説

UnmanagedFunctionPointerAttribute クラス

UnmanagedFunctionPointerAttribute コンストラクタ

UnmanagedFunctionPointerAttribute フィールド

関連項目

UnmanagedFunctionPointerAttribute プロパティ

関連項目

UnmanagedFunctionPointerAttribute メソッド

関連項目

UnmanagedFunctionPointerAttribute メンバ

関連項目

「UnmanagedFunctionPointerAttribute」の関連用語


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UnmanagedFunctionPointerAttribute クラス

UnmanagedFunctionPointerAttribute コンストラクタ

UnmanagedFunctionPointerAttribute フィールド

関連項目

UnmanagedFunctionPointerAttribute プロパティ

関連項目

UnmanagedFunctionPointerAttribute メソッド

関連項目

UnmanagedFunctionPointerAttribute メンバ

関連項目

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