U.S.S.エンタープライズDが遭遇したダウド人とは? わかりやすく解説

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U.S.S.エンタープライズDが遭遇したダウド人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/15 17:47 UTC 版)

ダウド人」の記事における「U.S.S.エンタープライズDが遭遇したダウド人」の解説

デルタ・ラナ4号星からの救難信号受信し救援赴いたエンタープライズが眼にしたのは、何者かによって壊滅させられ植民地変わり果てた姿であった1万1千人植民者居住していたが、生存者皆無思われた。ところが奇妙なことに、一区画だけ、全く無傷で緑と家が残っている所があり、そこにはケビンとリションと名乗る植物学者老夫婦住んでいた。ケビンの話では、正体不明巨大な戦艦攻撃受けたらしい。 しかし、彼らだけなぜ助かったのか、理由分からないと言う建物にも特に異常は見当たらずケビンもリションもごく普通の老夫婦であった。その上危険な状況にもかかわらず2人惑星に残ると言い張るあまりに不自然な状況に、2人惑星攻撃手を貸したではないか、との疑いもあったが、これと言った確証はなく、2人強制的に退去させることも出来ないので、しばらく様子をうかがうことにする。 その時惑星襲撃した思しき正体不明戦艦ハシュノック人の船)が現れエンタープライズ攻撃してきた。しかし、本気で戦う様子はなく、むしろエンタープライズ惑星から追い払おうとしているかのようであった一方艦内では、カウンセラーディアナ・トロイが謎のオルゴール音色精神乱され苦しんでいた。 一連の不審出来事に、老夫婦何らかの形で関わっていると考えたピカードは、ある仮説元に行動開始する。再び現れ正体不明戦艦にあえて惑星攻撃させて、老夫婦見殺しにしたと見せかけしばらくしてから再び惑星戻ったのである。そして監視続けること数時間不思議なことに破壊されたはずのケビンの家は何事もなかったかのように復元されていた。 自らの仮説確信持ったピカードは、2人直接エンタープライズ転送してケビン尋問する。実は、生き残ったのは2人ではなくケビン1人だった。リションはすでに死亡しており、ケビン復元させたものだったのである。カウンセラー・トロイを苦しめていたオルゴール音色は、正体見破られそうになったケビンが、彼女のテレパシー妨害するために発していたものだった。 全て認めたケビンは、トロイ苦しめていたオルゴール音色止め、事の真相語り始める。彼は変幻自在不死身種族ダウド人であり、この銀河数千生きていると言う人間の姿で旅の途中、リションと知り合い、恋に落ちた彼は、正体明かさないまま結婚した。そして余生静かに過ごすため、デルタ・ラナ4号星に移住してきた時、凶暴なハシュノック人攻撃を受け、植民地全滅、リションもその時命を落としたのである怒り我を忘れたケビンは、ダウド人恐るべき破壊パワーで、一瞬の内にハシュノック人消し去った。しかし、彼が殺害したハシュノック人の数は500億人と言う想像を絶するのだった。たった1人一つ種族絶滅させてしまったのである。この恐るべき事実を隠すため、彼はハシュノック人戦艦作り出してエンタープライズ追い払おうとしたのだった。 このダウド人非暴力主義者であり、余程のことがなければ破壊パワー使おうとしないドクタービバリー・クラッシャーに、それほどの力があるのなら、なぜ使わなかったのか、と問われた時「君らだって殺そう思えば手の込んだトリックなど必要なかった。だが、それでは私の主義反する」と答えており、高潔な信念持ち主であることがうかがえる。しかし、エンタープライズに対してしたのと同じ手口ハシュノック人追い払おうとした時には怒り煽っただけで失敗していた。結果的に彼の信念が、惑星壊滅ハシュノック人絶滅と言う悲劇的な事態招いてしまったのである。 彼は自分の罪の大きさ自覚し悔恨の念に打ちひしがれていた。彼の行為責めるべきなのかどうかピカードには分からなかった。彼に出来るのは、「我々に裁き下す権限はない。罪を悔いながら生きていくことだ」と諭し惑星戻ってまたリションと暮らすように勧めることだけだったケビン無言で頷くと、静かにエンタープライズから去って行った

※この「U.S.S.エンタープライズDが遭遇したダウド人」の解説は、「ダウド人」の解説の一部です。
「U.S.S.エンタープライズDが遭遇したダウド人」を含む「ダウド人」の記事については、「ダウド人」の概要を参照ください。

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