tapestry
「tapestry」の意味・「tapestry」とは
「tapestry」は、織物の一種である。壁掛けやカーテンとして使用されることが多く、絵画のように細かいデザインや模様が織り込まれている。中世ヨーロッパの宮廷や教会でよく見られ、歴史的な出来事や神話を描いたものが多い。例えば、有名な「バイユーのタペストリー」は、1066年のノルマンディー侵攻を描いたものである。「tapestry」の発音・読み方
「tapestry」の発音は、IPA表記では/tæpɪstri/となる。IPAのカタカナ読みでは「タピストリ」、日本人が発音するカタカナ英語では「テーピストリー」となる。「tapestry」の定義を英語で解説
A tapestry is a piece of thick textile fabric with pictures or designs formed by weaving colored weft threads or by embroidering on canvas, often used as a wall hanging or furniture cover.「tapestry」の類語
「tapestry」の類語としては、「wall hanging」、「drapery」、「arras」などがある。これらはいずれも壁掛けやカーテンとして使用される織物を指すが、その製法やデザインには差異がある。「tapestry」に関連する用語・表現
「tapestry」に関連する用語としては、「weaving」、「loom」、「embroidery」などがある。これらは織物を作るための技術や道具を指す言葉である。「tapestry」の例文
1. 英語例文(日本語訳):The tapestry on the wall depicts a medieval battle scene.(壁に掛けられたタペストリーは中世の戦闘シーンを描いている。)2. 英語例文(日本語訳):She is weaving a tapestry with a complex design.(彼女は複雑なデザインのタペストリーを織っている。)
3. 英語例文(日本語訳):The museum houses a collection of ancient tapestries.(その博物館には古代のタペストリーのコレクションが展示されている。)
4. 英語例文(日本語訳):The tapestry was made in the 16th century.(そのタペストリーは16世紀に作られた。)
5. 英語例文(日本語訳):The tapestry features a scene from Greek mythology.(そのタペストリーにはギリシャ神話の一場面が描かれている。)
6. 英語例文(日本語訳):The tapestry is made of silk and gold threads.(そのタペストリーは絹と金の糸で作られている。)
7. 英語例文(日本語訳):The tapestry is a masterpiece of the Renaissance period.(そのタペストリーはルネサンス期の傑作である。)
8. 英語例文(日本語訳):The tapestry was damaged during the war.(そのタペストリーは戦争中に損傷した。)
9. 英語例文(日本語訳):The tapestry is a family heirloom passed down through generations.(そのタペストリーは代々受け継がれる家族の遺産である。)
10. 英語例文(日本語訳):The tapestry is a symbol of the city's rich history.(そのタペストリーは市の豊かな歴史の象徴である。)
タピストリー【tapestry】
読み方:たぴすとりー
タペストリー【tapestry】
タペストリー
【英】:TAPESTRY
【別称】:タピスリー
フランス語でタピスリー、英語でタペストリーと読む綴織壁掛(つづれおりかべかけ)のこと。製織方式は平織(ひらおり)の文様織。ふつう竪機(たてばた、経糸を垂直に張って織る機)を用い、経糸(たていと)に麻糸、緯糸(よこいと)に太い毛の染め糸(また絹や金銀糸なども)を用いる。緯糸を適当な長さに通して絵柄を織り出し、自由に絵画的主題を表現する。すでに古代エジプト時代から知られ、古代ローマやコプト、ペルシアなど東方諸国で制作された。西欧では、13〜14世紀にモニュメンタルな建築装飾として登場し、聖堂や城館の壁面や柱間を飾った。制作地は、フランドルから北フランスにかけてで、アラス、パリ、ブリュッセル、トゥルネ、ヴァランシエンヌ、ドゥエー、リールなどが名高い。代表作には、ニコラ・バターユ作「アンジェの黙示録」や「一角獣をともなった貴婦人」(パリ、クリュニー美術館)などがある。14〜15世紀が全盛時代で、16世紀からは次第に絵画化する。17〜18世紀には、フランス王立ゴブラン製作所が中心となって多くの作品が作られた。
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