ProfileAutoSaveEventArgs クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


ProfileAutoSaveEventHandler デリゲートは、ProfileModule クラスの ProfileAutoSaving イベントに対して定義されています。ASP.NET アプリケーションの Global.asax ファイルの ProfileModule クラスの ProfileAutoSaving イベントには、このトピックの例に示されている方法によってアクセスできます。ProfileAutoSaving イベントは、ProfileManager.AutomaticSaveEnabled プロパティが true の場合、ページ実行の終了時に発生します。
Save メソッドは、プリミティブ型、文字列、または DateTime オブジェクトで構成されたプロパティ値が変更されたかどうかを、ユーザー プロファイル内の各 SettingsPropertyValue の IsDirty プロパティ値をチェックすることで、自動的に判断します。Save メソッドは、カスタム クラスが変更されたかどうかを明示的に判断することはできません。カスタム オブジェクトが変更されたかどうかは、ProfileAutoSaving イベントを使用して判断できます。その上で、オブジェクトが変更されている場合は自動保存を続行し、変更されていない場合は自動保存をキャンセルできます。
プロファイルの自動保存処理をキャンセルする場合は、ProfileAutoSaving イベント内の ContinueWithProfileAutoSave プロパティを false に設定します。それ以外の場合は、ContinueWithProfileAutoSave プロパティを true に設定します。
ProfileAutoSaving イベントに対しては複数のサブスクライバが存在する場合があります。ProfileModule は、ContinueWithProfileAutoSave プロパティに最後に設定された値を使用します。したがって、ProfileAutoSaving イベント内では、自動保存をキャンセルするか続行するかにかかわらず ContinueWithProfileAutoSave プロパティを明示的に設定して、以前のサブスクライバの設定した値が上書きされるようにすることをお勧めします。

ASP.NET アプリケーションの Global.asax ファイルに含まれる ProfileAutoSaving イベントを次のコード例に示します。

System.EventArgs
System.Web.Profile.ProfileAutoSaveEventArgs


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ProfileAutoSaveEventArgs コンストラクタ
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


ProfileAutoSaveEventArgs は、ProfileAutoSaveEventArgs クラスのインスタンスを作成し、Context プロパティを指定された HttpContext に設定します。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ProfileAutoSaveEventArgs プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Context | 現在の要求に対する HttpContext を取得します。 |
![]() | ContinueWithProfileAutoSave | ProfileModule がユーザー プロファイルを自動保存するかどうかを示す値を取得または設定します。 |

ProfileAutoSaveEventArgs メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

ProfileAutoSaveEventArgs メンバ
ProfileModule クラスの ProfileAutoSaving イベントのデータを提供します。
ProfileAutoSaveEventArgs データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Context | 現在の要求に対する HttpContext を取得します。 |
![]() | ContinueWithProfileAutoSave | ProfileModule がユーザー プロファイルを自動保存するかどうかを示す値を取得または設定します。 |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |

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