ONI IV -鬼神の血族-
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 03:40 UTC 版)
「ONIシリーズ」の記事における「ONI IV -鬼神の血族-」の解説
『ONIシリーズ』の第4弾。『II』の15年後の世界が舞台(ただし『II』のエンディングで本編から1年の時間が経過しており、その後生まれた赤子(音鬼丸)が15歳になっているため本来は+1~2年が経過しているはずだが、『II』のキャラクターたちは一律15歳の加齢となっており設定に齟齬が生じている)。『II』の主要キャラの多くが再登場しており、一部のキャラクターは転身が可能となっている。 前作まではターン開始時に全キャラの行動を選択してから行動する方式だったが、本作では素早さ順に行動選択を行い、即座に行動する方式になっている。そのため素早さが高いキャラクターは疑似的に複数回の行動が可能になる場面も存在した。 本作では転身中は武器ではなく、拳や爪、体当たりといった肉弾戦で戦闘を行う形となる。また転身により一部の能力が低下するキャラもあり(魔封童子なら攻撃力、翠峰龍子なら素早さなど)、物理攻撃を行う場面であっても一概に転身すれば強くなるわけではなくなっている。 また、『III』にあった武器の攻撃回数の概念は無くなり一律一回攻撃となっている。 ストーリー 主人公は異次元の村に住む少年「音鬼丸(おとぎまる)」。音鬼丸はある日、自分だけに不思議な声が聞こえることに気づく。声の主が、生まれてすぐにさらわれた自分の半身(双子の妹の御琴)だと直感した彼は、どこにいるのかもわからない御琴を探すべく旅立つのだった。 登場人物 音鬼丸(おとぎまる) 『II』のエンディングで生まれた、茨鬼童子と琴音の子供。我は強くないが、芯の強い性格。自らリーダーシップを取ることは不得意。礼儀正しく、正義感も強い。 毘沙門天の末裔で、その力を受け継ぐ鬼の化身「毘刹童子(びさつどうじ)」に変身する。他シリーズの主人公と異なり、特に習得イベント等なく冒頭から変身能力を使いこなせる。登場作品(『ONI IV』、『ONI V』) 御琴(みこと) 音鬼丸の半身である双子の妹。生まれてすぐにさらわれ、邪神「天津甕星(あまつみかぼし)」の妻として「佳夜(かや)」の名を与えられ悪事に手を染めていた。自身の記憶を取り戻してからは隠れ里に帰り、兄や両親と一緒に暮らしている。 『IV』ではNPCとしてのみの登場だが、『V』では琥金丸に一目惚れし、冒険に同行。兄と同様に召喚術を使いこなす姿が見られた。シリーズ初の女性のONI、「吉翔媛子(きっしょうえんし)」に変身できる。登場作品(『ONI IV』、『ONI V』) 雁木丸(がんきまる) 望忘仙人の孫。人間界にかなり興味を持っており、音鬼丸の冒険に無理矢理同行する。物語の中盤まで頼れる仲間として活躍する。登場作品(『ONI IV』、『ONI V』) 九兵衛(きゅうべえ) 心衛門の息子だが父親よりしっかりしている。天真爛漫な性格から、人嫌いのからくり弥衛門と親しい数少ない人物。 真之介(しんのすけ) 粂元(くめもと)城主の弟。兄の様子が激変した理由を調べている。『ONI V』では彼の子孫も登場する。
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