OL委員会とは? わかりやすく解説

OL委員会(おじさん改造講座)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 02:47 UTC 版)

清水ちなみ」の記事における「OL委員会(おじさん改造講座)」の解説

コンピューター会社在職中会社の「おじさん」の生態興味覚えOL仲間向けのFAXアンケート作成回答面白かったので週刊文春持ち込んだところ「おじさん改造講座」として連載が決まる。当時週刊文春編集長務めていた花田紀凱からは企画内容については全く注文がなく、清水自由に誌面を使うことができた。 任意団体ペンだこの会(OL委員会)」として週刊文春誌面有料会員募りアンケート郵送清水のもとに大量返信届き取捨選択された面白回答集めてコラムとして連載したアンケート発送費用や郵送代は週刊文春負担アンケート集計会員から希望者を募りボランティア行なわれていた。 会員数当初200人、書籍によると会員1993年には3000人、2001年には1万人いたとされるが、清水最大8000人だったと語っている。 アンケート元に書籍化されエピソードから「おじさん改造講座」がアニメ・テレビドラマ化、「大失恋。」が映画化連載は、それまで男性中心読者層だった週刊文春女性週刊誌以上に女性支持を受けるきっかけのひとつとなった連載担当編集者だった柳澤健協力得て2020年現在不定期に誌面で続く似ている有名人写真並べる「顔面相似形」を企画掲載当時皇太子だった浩宮写真髪型加工、ОL委員会による人気投票をした1991年6月20日号「浩宮さまヘアースタイル改造計画」は右翼から猛抗議を受け、花田当時のグラビアデスクは提供写真無断加工咎められ宮内庁呼び出されたが、連載継続された。 アンケート元に会員には会報誌「ぺんだこん」(コピー機作成)が送られたが、雑誌本に採用されエピソード作者掲載誌書籍)の送付印税お礼という形での還元はなかった。 「おじさん改造講座」の連載1987年から1997年まで続き連載終了アンケート継続難しくなったことや清水体調不良などを理由委員会活動2004年最後に休止会員休止に伴う説明十分になされておらず会費使途説明されなかった。アンケート元にした紙の書籍2008年まで電子書籍2012年まで発行された。 2016年1月清水週刊文春WOMANで「あの頃、私はOL委員会だった」を執筆また、同誌では、漫画家西炯子がOL委員会の会員であったことをカミングアウトしている。

※この「OL委員会(おじさん改造講座)」の解説は、「清水ちなみ」の解説の一部です。
「OL委員会(おじさん改造講座)」を含む「清水ちなみ」の記事については、「清水ちなみ」の概要を参照ください。

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