アメリカ鉤虫
別名:Necator americanus、ネカトール・アメリカヌス
英語:New World hookworm
ヒトなどの小腸に寄生する線形動物(線虫)の一種。アフリカ、アジア、南米の熱帯域に分布する。
アメリカ鉤虫は、ズビニ鉤虫とともに鉤虫症の病原体として知られている。ズビニ鉤虫よりも腸からの出血は少なく、無症状の場合も多いが、多数の虫が感染すると貧血症状を引き起こすことがあり、子供の場合には心不全や成長障害の原因となることもある。また、妊婦が感染すると、胎児の死亡率が高くなることが知られている。
アメリカ鉤虫は、宿主から卵の状態で便とともに排出される。土の中で孵化すると、足の皮膚などからヒトの体内に侵入し、血液やリンパ液によって肺に移動する。その後、消化管に移動し、小腸に定着するとともに宿主の血を吸って成長し、成虫となる。経口感染ではなく経皮感染が主である点で、ズビニ鉤虫とは生活環に違いが見られる。
2014年1月に、本種の全ゲノム解読の完了を報告する論文が、ワシントン大学などの研究グループにより「Nature Genetics」誌に発表された。この成果は、鉤虫症やヒトの免疫疾患に対する新たな治療薬やワクチン、診断法などの開発に有用だとされている。
関連サイト:
Genome of the human hookworm Necator americanus - Nature Genetics
「New World hookworm」の例文・使い方・用例・文例
- クレオパトラの針 《古代エジプトのオベリスクで, 現在 London と New York にある》.
- マジソンスクエア 《New York 市にある》.
- 日本は Newton の向こうを張る数学者を出した
- 彼の Newton の生まれ変わりだ
- Newton はリンゴの落ちるのを見て考え出した
- (Newton の)光線発射説
- 関孝和は Newton と時代を同じうする
- New Zealand は多少日本に似ている
- 『New York』を略して、『NY』と書いてください
- 初めてラオスに着いたとき,1月の終わりに「Happy New Year(あけましておめでとう)」の垂れ幕がお店を飾っているのを見て,私は疑問に思いました。
- 教育の最新の潮流や実践例を紹介する展示会「New Education Expo 2010」(教育博2010)が9月22日から24日まで東京で開催された。
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