NS50Fとは? わかりやすく解説

ホンダ・NS50F

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 03:24 UTC 版)

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NS50F(エヌエスごじゅうエフ)は、本田技研工業がかつて製造発売したオートバイである。本項ではNS50Fをベースに競技専用車種としたNS50R(エヌエスごじゅうアール)についても解説を行う。

車両解説

排気量49ccの水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載するロードスポーツNSシリーズに属する原動機付自転車である。

NS50F

ホンダ・NS50F
基本情報
排気量クラス 原動機付自転車
車体型式 A-AC08
エンジン AC08E型 49 cm3 
水冷2ストローク単気筒
内径×行程 / 圧縮比 39.0 mm × 41.4 mm / 7.2:1
最高出力 (前期型)7.2ps/8,000rpm
(後期型)7.2ps/10,000rpm
最大トルク (前期型)0.65kgm/7,500rpm
(後期型)0.65kgm/7,500rpm
車両重量 82 kg
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型式名A-AC08[1]。MC14型CBR250FOURをイメージしたデザインでハーフカウルを装着するほか、他の同クラスモデルと比較して大きな車体と容量10Lの燃料タンクを特徴とする。搭載されるAC08E型エンジンはMBX50系と基本設計を共用し、最高出力7.2psを発生する。

遍歴

1987年2月4日発表 同月5日発売[1]
  • NS50F・エアロの車名で販売開始
1988年1月21日発表 同年2月1日発売[2]
  • エンジン特性変更と車体色追加のマイナーチェンジを実施
1989年1月20日発表[3]
  • 同月21日からロスマンズカラー車を4,000台限定で発売
  • 同年2月15日から以下のマイナーチェンジを実施し発売
  • 車名をNS50Fに変更
  • ヘッドライトをイエロースーパークリプトンバルブを装着するレンズ一体型デュアルタイプへ変更
  • カラーリング変更
1990年2月発表、同月23日発売[4]
  • カラーリングを変更
1995年
  • 生産終了

NS50R

HRCが受注販売する公道走行不可のミニバイククラスレース専用車両である。NS50Fからは以下の変更を実施し、1987年から2008年まで製造された[5]

  • アッパーカウルならびに保安部品を取外
  • 始動方式をキックスターターから押し掛けへ変更
  • 2ストロークオイルの潤滑方式を混合給油へ変更
  • 車重を75㎏まで軽量化
  • タイヤサイズを前後とも90/80-17へ変更
  • 全高を985mmへ変更

脚注

[脚注の使い方]

参考文献

  • 日本モーターサイクル史 1945→2007 八重洲出版(ヤエスメディアムック 169)2007年7月30日発行 ISBN 978-4861440717
  • 図解でわかる バイクのメカニズム - 基本からマスターできるメカの学習参考書 山海堂(Sankaido motor books)小川直紀 2001年11月1日第1刷発行 2003年5月8日 第3刷発行 ISBN 978-4381077486

関連項目

外部リンク

本田技研工業公式HP

NS50F

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ホンダ・NS50F」の記事における「NS50F」の解説

型式名A-AC08。MC14型CBR250FOURイメージしたデザインハーフカウル装着するほか、他の同クラスモデルと比較して大きな車体容量10Lの燃料タンク特徴とする。搭載されるAC08E型エンジンMBX50系と基本設計共用し最高出力7.2psを発生する

※この「NS50F」の解説は、「ホンダ・NS50F」の解説の一部です。
「NS50F」を含む「ホンダ・NS50F」の記事については、「ホンダ・NS50F」の概要を参照ください。

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