秋田日本電気とは? わかりやすく解説

秋田日本電気

(NEC秋田 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 23:26 UTC 版)

秋田日本電気株式会社
NEC Akita, Ltd.
種類 株式会社
略称 NEC秋田
本社所在地 010-1412
秋田県秋田市御所野下堤3-1-1
設立 1981年6月20日
業種 電気機器
事業内容 カラー液晶ディスプレイの製造
代表者 代表取締役社長 斎藤直樹
資本金 3億6500万円
売上高 267億円(2006年3月期)
従業員数 510人
主要株主 NEC液晶テクノロジー
特記事項:2007年4月1日付でNEC液晶テクノロジー(現在のTianma Japan)に統合
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秋田日本電気株式会社(あきたにっぽんでんき、: NEC Akita, Ltd.)は、かつて存在したNECグループの会社。TFTカラー液晶ディスプレイの生産を行い、秋田県秋田市に本社を置いていた。

概要

秋田県の誘致企業として1981年6月に設立され、1983年4月半導体製造を開始した。また翌1994年10月には液晶モジュールの生産を開始。これ以降、NECグループにおける液晶ディスプレイ事業の生産拠点として、TFTカラー液晶ディスプレイの生産を行っていた。

生産されたTFTカラー液晶ディスプレイは、ノート型パソコンをはじめとして、DVD携帯端末携帯電話カーナビゲーションなどのマルチメディア製品に利用された。

2003年、NECの会社分割により設立されたNEC液晶テクノロジーの子会社となるも、その後2007年にNEC液晶テクノロジーに統合されたことで同社秋田工場となる。2009年には同社鹿児島工場が閉鎖となったことで、同社の生産拠点は秋田工場に集約された。

2011年及び2017年の商号変更を経て、2019年現在はTianma Japan秋田工場となっている。

沿革

  • 1981年6月 - 山形日本電気の子会社として秋田日本電気株式会社設立。
  • 1983年4月 - 操業開始(半導体LSI後工程)。
  • 1993年 - 日本電気の子会社となる。
  • 1994年10月 - 液晶モジュールの生産開始。
  • 1995年5月 - TFTカラー液晶ディスプレイの量産工場竣工。
  • 1996年2月 - ISO9002認証取得。
  • 1997年10月 - ISO 14001認証取得。
  • 2003年3月 - ISO 9001:2000認証取得。
  • 2003年4月 - NEC液晶テクノロジー設立に伴い同社の子会社となる。
  • 2005年2月 - カラー液晶累計生産台数1000万台達成。
  • 2007年4月 - NEC液晶テクノロジーに統合され、同社秋田工場となる。
  • 2011年7月 - 商号変更によりNLTテクノロジー秋田工場となる。
  • 2017年7月 - 商号変更によりTianma Japan秋田工場となる。






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