MotoEとは? わかりやすく解説

MotoE世界選手権

(MotoE から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/13 14:10 UTC 版)

MotoE ワールドカップ
カテゴリ オートバイ競技
国・地域 ヨーロッパ
開始年 2019年
終了年 2025年
コンストラクター ドゥカティ
タイヤ
サプライヤー

M

ミシュラン
最終
ライダーズ
チャンピオン
アレッサンドロ・ザッコーネ
最終
チーム
チャンピオン
LCR E-Team
公式サイト motogp.com

FIM Enel MotoE世界選手権は、電動バイクによって行われるロードレース (オートバイ)国際モーターサイクリズム連盟によって認可されている。2022年まではFIM Enel MotoE ワールドカップの名称で行われていた。

概要

初年度の2019シーズンではヨーロッパの5つのサーキットにおいてMotoGPのサポートレースとして開催される予定だったが[1]、 同年3月にスペインのヘレス・サーキットで行われていたテスト中に火災が発生し、機材の多くはダメージを受け、マシンは全て失われた[2][3]

そのため開幕レースとして同年5月に予定されていた、ヘレス・サーキットとフランスのサルト・サーキットでのレースは中止され[4]、4会場、6レースからなる新たなレーススケジュールが発表された[5]

車輌

イタリアの電動バイクメーカーであるエネルジカ英語版から供給される『エネルジカ・エゴ・コルサ』によってレースが行われる[6]

  • モーター: 永久磁石シンクロナスモーター(オイル冷却)
  • 最高出力: 110 kW (147 hp/cv)
  • 加速: 0-60 mph in three seconds
  • 最高速度: 250 km/h (155 mph)
  • トルク: 147.5 lb.-ft. (5,000 rpm)
  • フレーム: 鉄製トラスフレーム
  • スイングアーム: 鋳造アルミニウム
  • ホイール: 鍛造アルミニウム
  • スロットル: ライドバイワイヤ方式
  • バッテリー: 高電圧リチウムイオン
  • 充電: CCS(総合充電システム)準拠の直流急速充電ステーションを使用した場合、約20分で0から80パーセント程度まで充電可能。交流普通充電も可能

シーズン

2019

2019年のMotoE

開幕シーズンである2019には7月から12月にかけて6レース開催された。イタリアのマッテオ・フェラーリが初代チャンピオンとなった。前述のように、5月に予定されていた開幕戦はテスト走行中の火災により延期された[7]他、第2ラウンドのオーストリアのレースでも、第1ラウンドの覇者ニキ・トゥーリの機体が充電中に発火するトラブルがあった[8]

2020

2020年のMotoE

5月から12月にかけてレースが予定されていたが、新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)により5月のスペイングランプリは中止され、7月以降の新たなスケジュールが発表されている[9]

2021

2021年のMotoE

5月から9月にかけて6レース開催された。マルクVDSレーシングチーム所属のマイク・ディ・メッリオFIM世界耐久選手権のカレンダーがブッキングとしてしまい、代役が見つけられなかったことから参戦を取り止めた[10]。また日本人ライダーとして大久保光アヴァン・アジョMotoEから参戦した。スペインのジョルディ・トーレスが2連覇を達成した。

2022

2022年のMotoE

エネルジカ英語版のマシンを使用する最後のシーズンである。スイスのドミニク・エガーターがチャンピオンとなった。

2023

2023年のMotoE

ドゥカティがマシンを供給する最初のシーズンである。HPポンスLos40のマッティア・カサデイがチャンピオンとなった。

2024

2024年のMotoE

ダイナボルト・インタクトGP MotoEのエクトル・ガルソがチャンピオンとなった。

2025

2025年のMotoE

アルバ・クラウド MotoEチームアレッサンドロ・ザッコーネがチャンピオンとなった。ドルナスポーツはこのシーズンをもってMotoEを休止すると発表した[11]

脚注

  1. ^ FIM Enel MotoE™ World Cup: a new class of competition”. motogp.com. 2020年6月19日閲覧。
  2. ^ MotoE™ワールドカップ~火災によりオフィシャルテスト中止”. motogp.com. 2020年6月19日閲覧。
  3. ^ 2019年新設の電動バイクレース、MotoEのヘレステスト中に火災発生。損害状況は深刻”. www.as-web.jp. 2020年6月19日閲覧。
  4. ^ MotoE 2019 season will go ahead despite cancelled opener Autosport, 14 March 2019. 2020年6月19日閲覧。
  5. ^ New MotoE™ calendar announced, MotoGP.com. 2020年6月19日閲覧。
  6. ^ 『エネルジカ・エゴ・コルサ』の主要諸元”. MotoGP. 2020年6月19日閲覧。
  7. ^ MotoE reveals cause of Jerez fire disaster”. motorsport.com (2019年3月16日). 2020年6月19日閲覧。
  8. ^ MotoE、またしても火災発生。充電中のバイクから出火も、大事には至らず”. jp.motorsport.com (2019年8月10日). 2020年6月19日閲覧。
  9. ^ 『MotoE™ワールドカップ』~2020年シーズンの開催日程発表”. motogp.com (2020年6月11日). 2020年6月19日閲覧。
  10. ^ Marc VDS Racing to withdraw from FIM Enel MotoE™ World Cup”. MotoGP.com. ドルナスポーツ (2021年1月21日). 2021年2月28日閲覧。
  11. ^ 『MotoE™』~2025年シーズン終了後に休止 - MotoGP™ワールドチャンピオンシップ・2025年9月11日

外部リンク


MotoE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 06:37 UTC 版)

アジョ・モータースポーツ」の記事における「MotoE」の解説

ニキ・トゥーリスーパースポーツ世界選手権復帰するため大久保光日本人初のMotoEデビュー。ライダーズランキング11位でシーズン終えた

※この「MotoE」の解説は、「アジョ・モータースポーツ」の解説の一部です。
「MotoE」を含む「アジョ・モータースポーツ」の記事については、「アジョ・モータースポーツ」の概要を参照ください。

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