MotoGPへのステップアップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 18:46 UTC 版)
「ジャック・ミラー (オートバイレーサー)」の記事における「MotoGPへのステップアップ」の解説
2015年シーズン、ミラーはMotoGPクラスにステップアップし、2台体制に拡大したチームLCRでカル・クラッチローのチームメイトとなった。ミラーはオープンクラスのホンダ・RC213V-RSを駆り、最高位はカタルーニャでの11位であった。イギリスグランプリでは序盤先頭を走ったが、3周目にチームメイトのクラッチローと衝突した。 2016年、エストレラ・ガリシア 0,0 マルクVDSに移籍した。開幕戦のカタールでは14位に入り、カタルーニャでは10位に入った。6月26日、アッセンで初勝利を挙げた。19番グリッドからスタートしたが、豪雨の後レースは赤旗が提示、中断された。再開されたレースは12ラップに短縮された。ロッシとドヴィツィオーゾがクラッシュ、リタイアした後、マルケスをパスして最高峰クラスでの初勝利を挙げた。オーストラリア人ライダーの勝利としては、2012年オーストラリアグランプリでケーシー・ストーナーが挙げた勝利以来であった。また、ファクトリーチーム以外の勝利は2006年ポルトガルグランプリのトニ・エリアス以来のことである。 2021年からドゥカティ・レノボ・チームに移籍。フランチェスコ・バニャイアとチームメイトを組む。この4年間度々表彰台を獲得するが、優勝に恵まれることはなかった。しかし、第4戦スペインで久々の優勝、次戦のフランスも続けて優勝した。結果、これらの優勝と表彰台3回を記録して総合ランキング4位につけ、チームタイトル獲得にも貢献した。
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