Love at Sundown
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「ギフト (タイの映画)」の記事における「Love at Sundown」の解説
2014年12月。ロシアへの奨学留学生を見送るパーティが開かれる日、会場にいたビーム(Naphat Siangsomboon)はリハーサルでのロシア大使代役を頼まれる。「大使」役のプラカードをぶら下げて車に乗っていると、「大使夫人」役のプラカードをぶら下げたパン(Violette Wautier)が乗り込んできた。ビームは2人の自撮り写真を撮り、「新年のお祝い」として写真を送ると言ってLINEのIDを聞こうとするが、それがIDを知るための言い訳だと疑ったパンは写真を受け取るや否やビームをブロックする。その後も大使夫婦を演じると称して手をつなごうとするビームに辟易したパンは、一緒に会場に来ていたプロイサン(Note Panayanggool)をガールフレンドであると紹介して彼女の頬にキスするが、ビームは信じない。プロイサンを口説き、LINE友達になってパンのことを聞き出す。さらにビームは「占いが出来る」と言って、パンの非公開にしていたFacebook投稿を使ってパンの性格を当てていく。ところがビームがパンのボーイフレンドとのデートの話をしたところ、パンは泣き出してしまう。パンは直前にその彼氏、オン(Vasin Asvanarunat)から二股を告白されていたのだ。 一緒に昼食を取る2人。ビームは生い立ちを話す。彼は物理学者を目指してロシアに留学する1人であった。子供時代に星座を沢山覚え、宇宙開発でロシアが進んでいることを知ったことでロシア留学を目指し、ゆくゆくはロシア人妻を持ちたいと語るビームをパンは奨学金の無駄遣いと嘆く。そしてビームが沢山の女性を口説きつつ、付き合いが長続きしないことを指摘するが、ビームは最適な相手は沢山付き合ってみなければわからない、と返す。しかし、ビームも振った相手が信じられない変貌をとげたという経験はあり、そのトラウマで花火を見るデートには誘えなくなっていた。相手を傷つけることにならないよう、注意深く考えてから付き合うようにと言うパンをビームは"今注意深く考えている"と見つめ、パンは照れる。昼食後会場に戻ってきた時、ビームはパンの様子がおかしいことに気がつく。パンの視線の先には花束を持ったオンがいた。二股を解消したからパンとだけ付き合いたいと口説くオンの言葉に、ビームは本当に二股を解消したのかLINEの履歴を確認しろと横槍を入れる。オンはスマホを見せるのを拒み、それで二股を解消していないことに気がついたパンはオンと復縁しないことを告げる。傷ついたパンをビームは慰める。 休憩後、パンが所属するアカペラグループのリハーサルが始まる。コーラスには途中で留学生らとのボディーパーカッション演舞が組まれていた。パンは大使とのボディーパーカッション役で、まだ「大使」役のプラカードをぶら下げていたビームは大使の席に移ってパンとボディーパーカッションをする。まだボディーパーカッションがうまく出来ないパンをかばい、ビームは練習のやり直しを志願する。リハーサルが終わり、代役らがプラカードを返却する中、ビームとパンは自分のプラカードを持ち帰ることにする。 パーティーの本番が始まる。仲睦まじい本物の大使夫婦を見て、2人は感想を言い合う。ビームに長続きする結婚が出来るわけないというパンに対し、ビームは、それを変えてくれるのはパンだと改めて口説く。オンとのことに対し感謝するパンだが、ビームの誘いは断る。ビームはパンと出会えるきっかけを作った、代役として指名してくれたスタッフに感謝する。留学生の任命が終わり、アトラクションのコーラスが始まる。ボディーパーカッションのため前に出るコーラスグループだったが、パンは大使の前ではなくビームの前にやってくる。ビームの前にいたプロイサンと立ち位置を変更したのだ。ボディーパーカッションを完璧にこなした後、パンはビームの目の前で歌の最後をソロで歌い、喝采を浴びる。それをヒゲのカメラマンが撮影していた。 パーティーが終わったあと、その写真を貰おうとカメラマンを追いかけるパンだが、カメラマンはギリギリで帰ってしまう。そこにビームが来る。ビームも写真を貰おうとしてカメラマンを捕まえそこなったのだった。ビームはパンとの自撮り写真を撮りなおす。パンはブロックを解除し、ビームの写真を受け取る。
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