JSL常任運営委員とは? わかりやすく解説

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JSL常任運営委員

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 02:55 UTC 版)

森健兒」の記事における「JSL常任運営委員」の解説

社業平行し同年4月から日本リーグ(JSL)の常任運営委員となり、リーグ全体運営携わるJSL運営実質的に石井義信ら、5名程度常任運営委員からなる常任運営委員会司っていた。トップ総務主事現在のJリーグチェアマンにあたる)は日立(現柏レイソル)の名将として知られ高橋英辰だったが、当時三菱重工広報課課長で、運営精通したリーダー格となり改革進めたまた、日頃から大手広告代理店とも付き合いがあり、広告宣伝というものは何か、代理店一緒に仕事をするということはどういうことなのか、を誰よりも知悉していた。1977年日本サッカー協会傘下にできた日本ミニサッカー連盟(現・日本フットサル連盟)の発足岡野俊一郎平木隆三と共に設立発起人初代理事長会長竹腰重丸)。1979年3月日本女子サッカー連盟(現在はサッカー協会委員会設立同じく初代理事長黎明期サッカー日本女子代表(現・なでしこジャパン)を支える。日本女子代表初の専任監督鈴木良平から頼まれ三菱自動車社長から強化費捻出仲介をした。1983年JSL活性化には、どうしてもプロ化が必要と提唱この頃日本サッカー協会事務局にあったJSL事務所強引に引っ越す。当時サッカー協会狭く整理されていない書類山から長沼健が「おーケン来たか」と顔を出すようなところで、こんなところではいい知恵出ない考えた。また同部屋だと何かと都合の悪い事も多かったこの後この場所でプロ化向けて活発な議論が度々行われたため、結果的に大きな出来事だったと言われている。同年12月当時古河電工(現ジェフ千葉)のJSL運営委員だった木之本興三事務所専従事務局長抜擢。これはJSL発足尽力した長沼健平木隆三西村章一の強い推薦よるものだった。1982年スペシャル・ライセンス・プレーヤー制度の導入申請し日本体育協会説いてプロプレーヤーを認知させた。日本体育協会は「アマチュアスポーツ統括団体」を謳っており、日本体育協会加盟団体ある日サッカー協会所属した選手たちプロだなんてとんでもない、と大変な抵抗受けたが、以来アマ規定スポーツ憲章となり、競技団体によってはアマチェアリズムが崩れ先鞭となったので、これも大きな業績だった。この頃アマチェア規定で、スポーツ職業とする事は禁じられていたが、外国人選手含め実際はプロプレーヤーがおり大きな問題となっていた。

※この「JSL常任運営委員」の解説は、「森健兒」の解説の一部です。
「JSL常任運営委員」を含む「森健兒」の記事については、「森健兒」の概要を参照ください。

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