HttpCacheVaryByParams クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


VaryByParams プロパティは、リソースに対してキャッシュされている応答が複数ある場合に、ASP.NET で HTTP Get パラメータまたは Post パラメータのどちらを使用して応答を一意に識別するかを示します。これは、応答がヘッダーやパラメータなどのクライアント入力に依存している場合に便利です。
HttpCacheVaryByParams は HTTP キャッシュ コントロール ヘッダーと直接の関係はありませんが、クライアントまたはプロキシが指定したパラメータで識別できることを保証するのに役立ちます。VaryByParams の詳細については、W3C (World Wide Web Consortium) Web のサイトで『RFC 2616: Hypertext Transfer Protocol -- HTTP/1.1』を参照してください。詳細については、第 14 項「Header Field Definitions」を参照してください。

HttpCacheVaryByParams オブジェクトに、HttpResponse に関連付けられている HttpCachePolicy オブジェクトからアクセスする方法を次のコード例に示します。
Response.Cache.SetExpires(DateTime.Now.AddSeconds(60)) Response.Cache.SetCacheability(HttpCacheability.Public) Response.Cache.SetValidUntilExpires(False) Response.Cache.VaryByParams("Category") = True If Response.Cache.VaryByParams("Category") Then '... End If
Response.Cache.SetExpires(DateTime.Now.AddSeconds(60)); Response.Cache.SetCacheability(HttpCacheability.Public); Response.Cache.SetValidUntilExpires(false); Response.Cache.VaryByParams["Category"] = true; if (Response.Cache.VaryByParams["Category"]) { //... }
get_Response().get_Cache().SetExpires(DateTime.get_Now(). AddSeconds(60)); get_Response().get_Cache().SetCacheability(HttpCacheability.Public); get_Response().get_Cache().SetValidUntilExpires(false); get_Response().get_Cache().get_VaryByParams(). set_Item("Category", true); if (get_Response().get_Cache().get_VaryByParams(). get_Item("Category")) { //... }


System.Web.HttpCacheVaryByParams


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


HttpCacheVaryByParams プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | IgnoreParams | HTTP 応答を Get パラメータまたは Post パラメータのどちらで識別するかを示す値を取得または設定します。 |
![]() | Item | 指定した HTTP 要求パラメータでキャッシュを識別するかどうかを示す値を取得または設定します。 |

HttpCacheVaryByParams メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

HttpCacheVaryByParams メンバ
VaryByParams プロパティを設定するタイプ セーフな手段を提供します。
HttpCacheVaryByParams データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | IgnoreParams | HTTP 応答を Get パラメータまたは Post パラメータのどちらで識別するかを示す値を取得または設定します。 |
![]() | Item | 指定した HTTP 要求パラメータでキャッシュを識別するかどうかを示す値を取得または設定します。 |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |

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