Henri Dutilleux

ピティナ・ピアノ作曲家事典

デュティユー

【英】：Dutilleux, Henri

[フランス]  1916

2007年6月 執筆者： 宮本　優美

フランスの作曲家。曽祖父は高名な画家で、ドラクロワの友人でもあった。1916年アンジェ生まれ。33年にパリ音楽院に入学し、作曲をビュッセールに師事。38年、ローマ賞受賞。
初期の作品にはラヴェルの影響がみられるが、後年彼はこれらの作品を嫌っている。第二次世界大戦後の作品には、ピアノ・ソナタ（1947年）、第1交響曲（1950年）などがある。

ピアノ独奏曲

種々の作品  [ピアノ独奏曲]

波のまにまに／Au gre des ondes 1946[12'30"]

羊小屋／Bergerie 1947[1'30"]

ピアノ・ソナタ／Sonate pour piano 1948[25'0"]

ブラックバード／Blackbird [1'30"]

全ての道は、ローマに通ず／Tous les chemins … menent a Rome [2'0"]

響き／Resonances 1965[2'30"]

3つの前奏曲／3 Preludes 1973,77,88[15'30"]

眠りを誘うそよ風／Petit air a domir debout [1'30"]

扇状の小前奏曲／Mini prelude en eventail [1'0"]

ピアノ合奏曲

種々の作品  [ピアノ合奏曲]

響の形／Deux figures de résonnances 1970

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アンリ・デュティユー

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アンリ・デュティユー（Henri Dutilleux, 1916年1月22日 - 2013年5月22日）は、フランスの作曲家。デュティーユと表記される場合が多い。フランス6人組よりもやや若い世代で、20世紀後半から21世紀初めにかけてのフランスを代表する作曲家の一人。