ダイハツ三輪車第1号車とは? わかりやすく解説

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ダイハツ三輪車第1号車(HA型)

第1号車としてHA型製作したが、実際に発売されたのは、さらに改良加えたものを、「HB型」として1931年3月発売した。ここに示す仕様は、発売された「HB型」のものである

保管場所:ダイハツ工業株式会社 技術管理部 (〒563ー8651 大阪府池田市ダイハツ町1ー1)

製作(製造)年:1931

製作者(社):ダイハツ工業株式会社

資料種類:文献 その他(社史)

現状:保存品なし

車名 / 製作
車名:ダイハツ三輪車第1号車

モデル名:HA型

会社名:ダイハツ工業(株)

製作年:1931

設計者:ダイハツ工業(株)

実車所在/模型:なし

型式 / 重量
エピソード:ダイハツ前身である発動機 製造株式会社は、国産技術高揚に力を注いできた会社であるその意気込み輸入崇拝エンジン風潮打破し国産化エンジン三輪車搭載することとなった当時は、輸入オートバイ用エンジンそのまま三輪車搭載したものであったまた、二輪車後輪二つしたものであったため旋回性や操安性は著しく悪いものであった。 この種の三輪車としては、ウエルビー、ヤマータ、ニューエラHMCMSA等があった。

車体 / 寸法
全長:2780mm

全幅:1200mm

全高:1200mm

車体 / 車軸 /
操縦 / 付属

機関 / 寸法 /
出力
冷却/気筒配列:空冷/単気筒

機構:4サイクル側弁式

内程×行程:80mm×99mm

排気量:498cc

ハイブリッド
ハイブリッドシステム形式:なし

駆動系

性能
モード燃費:-

参考文献:ダイハツ工業株式会社 昭和42年3月1日発行ダイハツ 六十年史18

車両紹介:効果注目事項:当時は、エンジン輸入品崇拝する時代であり、これを手作り車体搭載することが一般的であった
しかし、エンジン国産化指向していたダイハツは、エンジン車体とも量産性のある生産開始した。これはわが国自動車工業史上注目すべきことであった。;
技術的特徴:国産化エンジン採用エンジン車体一貫生産は、前述のとおりであるが、初期三輪自動車オートバイ軸距長くして、後輪2輪にし荷箱を取り付けるようにした簡単な構造であった駆動方法チェーン・ドライブであった。したがってこの方式は、耐久性でも十分なものとは言えず、また、旋回時の差動機能も満足なものではなかった。
ダイハツ当時三輪車は、これらの問題点着眼し四輪自動車と同じ差動装置採用すると共に動力伝達にはシャフト・ドライブ式を三輪車にはじめて採用したこのような改良は、HB三輪車1931年8月実施された。;

その他事項:名称:三輪車;ホイールベース:1850mm;トレッド:1070mm;後輪駆動方式:チェーンドライブ式;最大積載量:400kg;



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