Count Yourself In / 邦題:カウント・ユア・セルフ・イン: 2006-2009
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「テン・セカンド・エピック」の記事における「Count Yourself In / 邦題:カウント・ユア・セルフ・イン: 2006-2009」の解説
穏やかな『One More for the Road』の成功によって、テン・セカンド・エピックは経験豊富なプロデューサーとの次のレコーディングの可能性を探求した。それはカナダのスーパープロデューサー、Garth Richardsonの耳にも通じていた。しかし、彼のスケジュールは一緒に仕事をするのを邪魔しているようだった。2006年の3月、バンドはCanadian Music Week のショーケース後、トロントからエドモントンの帰路の途中「ガースのプロジェクトがキャンセルになり、すぐに製作をはじめられるならレコードを作ることができる」ということを耳にする。メンバー全員が、仕事や大学に行くために家に戻る予定だったが、レコーディングを始めるためにブリティッシュコロンビア州ギブソンのファームスタジオへ進路を変えた。まだレーベル会社がついておらず、プロジェクトの資金は個人で借金を(銀行や友人、家族から)した。 録音を終了してすぐ、テン・セカンド・エピックは、ブラック・ボックス・レコーディングス(現Black Box Music)とカナダ内での活動契約を結んだ。リチャードソンとバンドのコラボレーションは、テン・セカンド・エピックの初めてのフルレングスアルバム『Count Yourself In / 邦題:カウント・ユア・セルフ・イン』 (2006年10月10日リリース) となる。 初めてのシングル「Suck It Up, Princess」は友人のコリン・ミニハンによって撮影された。ビデオは800ドルの経費で、ブリティッシュコロンビア州のミッション近くにある捨てられた輸送船で撮影された。12時間の撮影時間内に、バンドは昼間と夜間の撮影をするために、ブリティッシュコロンビア州ラングレー[要曖昧さ回避]を、ツアーの最終日の合間をぬって旅をした。ビデオはMuchMusicの「ライト・ローテーション」となり、その後視聴者からのリクエストにより「ミディアム・ローテーション」へ昇格した。このビデオはMuchMusicがバンドと音楽のビデオに協力した歴史の出発点と考えられている。 その後のシングルはアルバムの成功を助長した。「Count Yourself In」 はカナダのラジオ番組 Active Rock 内で上位50に割り込み、バンドにとって実質的な放送を獲得する最初のシングルとなった。 歌は、Canadian Association of Broadcasters(CAB)の第11回 Canadian Radio Music Awards の Rock Song of the Yearにノミネートされ、MuchMusicのコンピレーションアルバム『PunchMuch』にも組み込まれた。ビデオは2007年の MuchMusic Video Awards で Best Independent Videoにノミネートされた。「Old Habits Die Hard」のビデオは、バンドにとって MuchMusic Countdown の 上位30位以内に割り込む初めてのビデオとなり、歌は2008年7月30日にカナダでゴールド認定(50,000単位)された コンピレーションアルバム『Big Shiny Tunes 12』に組み込まれた。また、アルバムは2008年 Canadian Independent Music Awards の Best Rock Group のノミネートを獲得した。 アルバムを出すサイクルの間に、バンドは The Spill Canvas、Hedley、 Moneen、Living With Lions、Cartel (US Tour) 、といくつかのカナダツアーをし、Virgin Festival(カルガリー)、Cutting Edge Music Festival 、そして Wakestock (トロント) で、公演をした。
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