アルバムの成功
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「キャサリン・ジェンキンス」の記事における「アルバムの成功」の解説
ジェンキンスのスタジオアルバム7作のうち6作は、2004年から2008年の間にイギリスのクラシックチャートで1位になり、合計4百万部以上を売り上げた。最初のアルバム”Premiere”リリース後、これまでで最も速く売れたメゾソプラノになり、同じ年に2つのナンバー1アルバムを出した最初のイギリスのクラシカル・クロスオーバー歌手となった 。女性として初めて2回連続でクラシック・BRIT・アワードを受賞。セカンドアルバム"Second Nature"は、 全英アルバムチャートで16位となり、2005年のBRIT・アワードで年間最優秀アルバムを受賞。 2005年8月28日、ドリー・パートンの「 I Will Always Love You 」のイタリア語版( "L'Amore Sei Tu")をウエスト・ヨークシャーのノステル・プライオリーで初演。同曲は、3枚目のアルバム"Living a Dream"に収録された。アルバムがリリースされた後、クラシカル・クロスオーバー・ミュージックチャートのトップ3を独占 。このアルバムは、ほぼ1年間1位のポジションを維持し、ポップアルバムチャートでも4位となった 。 2006年11月6日、4番目のアルバム"Serenade"がリリースされ、最初の1週間で50,000部以上の売り上げを記録 。HMVのクラシックチャートでアルバム上位4位を独占した。 2007年11月19にリリースされた5枚目のアルバム"Rejoice"には、テイク・ザットのゲイリー・バーロウによってジェンキンスのために作詞された2曲が含まれている 。同アルバムは、スパイス・ガールズとガールズ・アラウドを上回りポップ・アルバム・チャートの第3位となった 。ジェンキンスは、「若い頃は、スパイス・ガールズやセリーヌ・ディオンよりも売れるようになるとは想像もしていなかった。ファンのサポートにはいくら感謝してもし足りない」と語った 。 2008年10月20日、ユニバーサール・ミュージックとの契約上最後のアルバムとなる"Sacred Arias"をリリース。10月19日、デイリー・テレグラフ紙は、ジェンキンスがワーナー・ミュージックと、クラシックレコーディングの史上最高額となる1,000万米ドル(580万ポンド)で契約したと報じた 。 2009年10月26日、ワーナー・ミュージックからの最初のアルバムである"Believe"をリリース。 このアルバムでは、アンドレア・ボチェッリ、アンドレ・リュウ、クリス・ボッティらと共演。2009年10月から11月にかけて複数のテレビ番組に出演。チルドレン・イン・ニード・ロック・アルバート・ホールに出演し、チェロ奏者のジュリアン・ロイド・ウェバーと共演し、ゴッドファーザー「愛のテーマ」を披露。 2010年5月23日、アルゼンチンで現地のテレビ番組に出演し「愛のテーマ」を披露 。 2011年にアルバム"Daydream"を、2012年にはクリスマスアルバム"This is Christmas"をリリース。 その後デッカ・レコードに移籍し、2014年にアルバム”Home Sweet Home"をリリース、2016年にアルバム"Celebration"をリリース。 2017年8月、イギリスのラジオ局クラシックFMは、ジェンキンスが、ルチアーノ・パヴァロッティやアンドレ・リュウリエウなどを破って過去25年間で最も売れたクラシックアーティストであることを発表した。 2018年11月、13枚目のスタジオアルバム"Guiding Light"をリリース。2019年5月に同アルバムはチャート1位となり、クラシックアーティストとしては初のナンバー1アルバム13枚を達成した。
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