1987年-1989年 ジョニー・ギルの加入とアルバム『ハート・ブレイク』
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ボビー・ブラウンのグループ離脱とソロ活動開始に続き、グループのリードシンガーであるラルフ・トレスヴァントがソロ活動を視野に入れ始める。リードシンガーが離脱することを懸念し1987年に残りの3人はソロ・シンガーとして活躍していたジョニー・ギルをリードシンガーにするべくグループへ迎え入れる。ラルフは結局、グループに残留し、ジョニーを含む新しい5人体制での活動を開始する。 新体制にて5枚目のアルバム『ハート・ブレイク』制作に取り掛かる。プロデュース・チームであるジャム&ルイスを迎え入れ、アルバムは1988年6月20日にリリースされた。アルバムからは「If It Isn't Love」「You're Not My Kind of Girl」「Can You Stand The Rain」「Crucial」「N.E. Heartbreak」とシングルヒットを飛ばす。このアルバムは結果としてグループ最大のヒットとなりアメリカでダブルプラチナムを獲得、全世界では400万枚を売り上げた。なお、同日にリリースされたボビー・ブラウンのアルバム『ドント・ビー・クルエル』はアメリカ国内で700万枚超、全世界で1000万枚強を売り上げた(1984年にニュー・エディションと決別したモーリス・スターによるニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックは、同年9月に2作目のアルバム『ニュー・キッズ、ストリート・タフ宣言 (Hangin' Tough)』をリリースしており、アメリカ国内で800万枚超、全世界では1700万枚超を売り上げている)。ジョニーがリードシンガーを取るアルバムの最後の曲「Boys To Men」は、このタイトルに影響を受けたボーイズIIメンのグループ名の由来となった(デビュー・アルバムはマイケル・ビヴィンスのプロデュースの元リリースされる)。アルバムの成功よりツアーを開始する。そのオープニング・アクトとして前メンバーであったボビー・ブラウンを起用する。
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