CharEnumerator クラス
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

<SerializableAttribute> _ <ComVisibleAttribute(True)> _ Public NotInheritable Class CharEnumerator Implements ICloneable, IEnumerator(Of Char), _ IDisposable, IEnumerator
[SerializableAttribute] [ComVisibleAttribute(true)] public sealed class CharEnumerator : ICloneable, IEnumerator<char>, IDisposable, IEnumerator
[SerializableAttribute] [ComVisibleAttribute(true)] public ref class CharEnumerator sealed : ICloneable, IEnumerator<wchar_t>, IDisposable, IEnumerator

CharEnumerator は、参照先 String オブジェクトへの読み取り専用のアクセスを提供します。たとえば、Microsoft Visual Basic および C# プログラミング言語の foreach ステートメント (コレクションの要素を反復する) は、String オブジェクトから CharEnumerator を取得して、そのオブジェクトの文字を反復します。
CharEnumerator にはパブリック コンストラクタはありません。代わりに、String オブジェクトの GetEnumerator メソッドを呼び出して、その文字列を参照するように初期化された CharEnumerator を取得します。
CharEnumerator は、CharEnumerator が参照する文字列内の文字への内部インデックスを保持しています。インデックスが、文字列の先頭文字の前の位置または文字列の末尾の文字の後ろの位置を論理的に参照している場合は無効、文字列内の文字を参照している場合は有効です。インデックスは、先頭文字の前の位置で論理的に初期化され、反復が完了した時点で末尾の文字の後の位置に設定されます。インデックスが無効なときに文字にアクセスしようとすると、例外がスローされます。
MoveNext メソッドはインデックスを 1 インクリメントするため、先頭文字の次にその後続文字がアクセスされます。Reset メソッドは、インデックスを先頭文字の前の位置に論理的に設定します。Current プロパティは、インデックスが現在参照している文字を取得します。Clone メソッドは、CharEnumeratorのコピーを作成します。
![]() |
---|
1 つ以上のスレッドの CharEnumerator の複数のインスタンスから、String の 1 つのインスタンスにアクセスできます。このクラスは IEnumerator インターフェイスをサポートするために実装します。列挙子の使用方法の詳細については、IEnumerator のトピックを参照してください。 |

System.CharEnumerator


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


CharEnumerator プロパティ


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | System.Collections.IEnumerator.Current | この CharEnumerator オブジェクトによって列挙された文字列内の現在参照されている文字を取得します。このメンバの説明については、IEnumerator.Current のトピックを参照してください。 |

CharEnumerator メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Clone | 現在の CharEnumerator オブジェクトのコピーを作成します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MoveNext | 現在の CharEnumerator オブジェクトの内部インデックスを、列挙された文字列の次の文字にインクリメントします。 |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | Reset | インデックスを列挙された文字列の先頭文字の前の位置で論理的に初期化します。 |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |


CharEnumerator メンバ
String オブジェクトの反復処理と個別の文字の読み取りをサポートします。このクラスは継承できません。
CharEnumerator データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Clone | 現在の CharEnumerator オブジェクトのコピーを作成します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | MoveNext | 現在の CharEnumerator オブジェクトの内部インデックスを、列挙された文字列の次の文字にインクリメントします。 |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | Reset | インデックスを列挙された文字列の先頭文字の前の位置で論理的に初期化します。 |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | System.IDisposable.Dispose | CharEnumerator クラスによって使用されているすべてのリソースを解放します。 |
![]() | System.Collections.IEnumerator.Current | この CharEnumerator オブジェクトによって列挙された文字列内の現在参照されている文字を取得します。このメンバの説明については、IEnumerator.Current のトピックを参照してください。 |

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