CharEnumerator.Clone メソッド
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文
Dim instance As CharEnumerator Dim returnValue As Object returnValue = instance.Clone
現在の CharEnumerator オブジェクトのコピーである Object。
戻り値は、CharEnumerator のこのインスタンスのコピーとその現在の状態です。これは、String オブジェクトの反復処理時に状態を保存する場合に役立ちます。
たとえば、アプリケーションで CharEnumerator の元のインスタンスを使用して、String のそれぞれの文字を反復処理するとします。一意な文字が検出されると、アプリケーションは処理を停止し、Clone メソッドを呼び出します。実際には、これにより String の CharEnumerator オブジェクトのインデックスが保存されます。
アプリケーションは、クローンを使用して String の別の部分へ移動し、補足的な処理を実行します。このようにクローンを使用して移動すると、クローンが処理停止位置を認識できなくなります。ただし、補足的な処理が完了した時点で、アプリケーションはクローンを破棄し、元の CharEnumerator インスタンスを使用して、String 内で本来の処理が停止した位置から処理を再開します。
メモ |
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Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
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