Budgie
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/27 18:52 UTC 版)
| |
|
|
Ravenパネルを伴う典型的Budgieデスクトップのスクリーンショット。
|
|
| 開発元 | Ikey Doherty、Joshua StroblおよびSolusプロジェクトチーム |
|---|---|
| 初版 | 2013年12月7日 |
| 最新版 |
10.10.0 / 2026年1月11日
|
| リポジトリ | |
| プログラミング 言語 |
|
| 対応OS | Wayland 搭載のUnix系 |
| 対応言語 | 多言語 |
| 種別 | デスクトップ環境 |
| ライセンス | ライブラリはGNU LGPLv2.1、バイナリはGNU GPLv2 |
| 公式サイト | buddiesofbudgie |
BudgieとはGTK(バージョン3.x以上)などのGNOME技術を利用したデスクトップ環境である。BudgieはSolusプロジェクトが開発しているが、Arch Linux、Manjaro、openSUSE Tumbleweed 、Ubuntu Budgieなど多数のコミュニティも開発に貢献している。Budgieのデザインはシンプルさ、ミニマリズムさ、そして優雅さが強調されている。
アプリケーション
Budgieデスクトップは、GNOMEスタックにタイトに統合されており、その基底にある技術を、別のデスクトップ体験を提供するのに用いている。Budgieのアプリケーションは、通常GTKを使い、GNOMEアプリケーションと同様のヘッダーバーを持つ。Budgieは、ユーザーのシステムの利用に合せて、カテゴリーを移動させたり、メニューの上部によく利用するアプリケーションを移動するなど、効果的にFavorites listを生成する[1]。
歴史
Budgieは最初、Evolve OSという名のLinuxディストリビューションのデフォルトのデスクトップ環境として開発された。Evolve OSの名がSolusに変更された[2]後、Budgieの開発はより弾みがついた。
初期のバージョンのBudgieは、遅く、クラッシュしがちだった[3]。しかし、時間が経つにつれ、スピードと信頼性は向上している[4]。
Budgieのバージョン1は、2014年2月18日にリリースされたほか、バージョン10は2015年12月27日にリリースされている。バージョン付けのスキームが変わったため、2023年現在のリリースは10.8である。
2025年1月にリリースされたバージョン10.10では、Xのサポートを打ち切りWaylandへの移行が行なわれた[5]。
採用
- Arch Linux
- BudgieはArch Linuxのコミュニティレポジトリで利用可能[6]であり、またArch User Repositryでもbudgie-desktop-gitとして配布されている。
- Debian
- Budgieは、Debian 9のリリースからDebian安定版のmainレポジトリで利用することができる。
- Manjaro(Budgieの開発は終了)
- 2015年11月、Manjaroのコミュニティは、Manjaro Budgie 15.11が利用可能であることをアナウンスした[8]。2016年7月14日には、Manjaro Budgie 16.06.1が利用可能となっている[9]。
- openSUSE
- BudgieデスクトップはopenSUSE Leap 15.2およびopenSUSE Tumbleweedで利用可能である [10]。
- SparkyLinux
- BudgieデスクトップはSparkyLinuxの現行リポジトリで利用可能である。
- Ubuntu Budgie
- Ubuntu Budgieの最初のバージョンは17.04である。これはUbuntuの公式フレーバーであった。Ubuntu Budgie 17.04は、オリジナルのUbuntu 17.04からBudgieがデフォルトのデスクトップ環境である、という点でのみ違っていた[12]。2017年時点で、Ubuntu Budgieは最も人気なUbuntu派生となった[13]。
- Void Linux
- BudgieデスクトップはVoid Linuxの現行リポジトリ (January 2018) で利用可能である[14]。
関連項目
脚注
- ^ a b Watson, J.A. (2017年2月9日). “Hands-on: Solus Linux and the Budgie desktop” (英語). ZDNet. 2017年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月11日閲覧。
- ^ “Branding” (英語). Solus Project. 2017年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月11日閲覧。
- ^ Ljubuncic, Igor [Dedoimedo] (2015年2月21日). “Budgie desktop—a new kid on the block” (英語). OCS-Mag (Open Content & Software Magazine). 2017年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月17日閲覧。
- ^ Ljubuncic, Igor [Dedoimedo] (2017年8月31日). “Budgie desktop—you shall not pass!” (英語). OCS-Mag (Open Content & Software Magazine). 2017年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月17日閲覧。
- ^ “Budgie 10.10 Released: Officially Migrated From X11 To Wayland” (英語). www.phoronix.com. 2026年1月12日閲覧。
- ^ “budgie-desktop 10.3.1-2” (英語). Arch Linux (2017年7月13日). 2017年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月11日閲覧。
- ^ “GeckoLinux” (英語). GitHub. 2017年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月11日閲覧。
- ^ Capitani, Stefano (2015年11月2日). “Manjaro Budgie 15.11 released” (英語). GitHub. 2017年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月11日閲覧。
- ^ Capitani, Stefano (2016年6月). “Manjaro Budgie 16.06.1” (英語). Manjaro Linux Forum. 2017年9月11日閲覧。
- ^ “Portal:Budgie - openSUSE Wiki”. en.opensuse.org. 2020年10月2日閲覧。
- ^ “Solus [home page]” (英語). Solus Project. 2017年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月11日閲覧。
- ^ Lynch, Jim (2017年4月19日). “Ubuntu Budgie 17.04 review” (英語). InfoWorld. 2017年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月12日閲覧。
- ^ Hartley, Matt (2017年6月21日). “Best Linux distro: Linux experts rate distros” (英語). Datamation. 2017年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月12日閲覧。
- ^ “void-packages/srcpkgs/budgie-desktop at master · voidlinux/void-packages · GitHub”. 2018年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月25日閲覧。
外部リンク
Budgie
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 02:17 UTC 版)
詳細は「Budgie」を参照 Ikey DohertyはBudgieを始める際それについて、美学と機能の両立を目指し「伝統的ではあるが、伝統的過ぎないデスクトップを現代的にしたものが欲しかった」と述べ 、美学と機能性の両立を目指した。
※この「Budgie」の解説は、「Solus」の解説の一部です。
「Budgie」を含む「Solus」の記事については、「Solus」の概要を参照ください。
- Budgieのページへのリンク