StumpWM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/07 13:51 UTC 版)
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StumpWM
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開発元 | Shawn Betts |
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最新版 | |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 |
Common Lisp |
対応OS | Unix系 |
種別 | ウィンドウマネージャ |
ライセンス | GPLv2+[2] |
公式サイト | stumpwm |
StumpWMは、ソフトウェア開発者のShawn Bettsによって作られたタイル型ウィンドウマネージャである。ratpoisonが肥大化していることをきっかけに、LISPを用いて作られた。ratposionの後継となることを意図されており、StumpWMは、GNU GPLv2の下でリリースされている[2]。
StumpWM wikiにおける説明によると、WMの開発者は、ratpoisonをCLXを使ってCommon Lispで再実装することを意図している[3]。
Lispとカスタマイズ
StumpWMは、Steel Bank Common Lisp(SBCL)と、GNU CLISPにおいて動作し、このうちSBCLがよりよいパフォーマンスのために好まれる[4]。Superior Lisp Interaction Mode for Emacs(SLIME)環境は、StumpWMのリアルタイムのアップデートとカスタマイズに広く使用される。また、stumpish("StumpWM Interactive Shell")と呼ばれるプログラムが存在し、これは端末エミュレータからウィンドウマネージャにアクセスする標準的なインターフェイスを提供している[4]。
StumpWMは、各ユーザのホームディレクトリに存在する.stumpwmrcファイルにカスタマイズ設定を保存する。このファイルは、StumpWMを設定するためのLispのコードが含まれている[4]。
開発
StumpWMのソースコードはGitHubにホストされており、バージョン管理システムにGitを用いて開発されている[5]。また、メーリングリストが存在し、これはStumpWMに関連する問題を扱っている[6]。
関連項目
- Sawfish
脚注
出典
- ^ "Release 24.11"; 閲覧日: 2024年11月30日; 出版日: 2024年11月29日.
- ^ a b StumpWM COPYING file.
- ^ “Background”. The StumpWM wiki (2006年10月5日). 2014年12月1日閲覧。
- ^ a b c “Stumpwm - ArchWiki”. 2020年2月10日閲覧。
- ^ “The Stump Window Manager: Downloads”. 2020年2月10日閲覧。
- ^ “Stump-devel”. 2020年2月10日閲覧。
- StumpWMのページへのリンク