Benny the Dipとは? わかりやすく解説

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ベニーザディップ

(Benny the Dip から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/27 02:09 UTC 版)

ベニーザディップ
ランドン・ナイトの勝負服
欧字表記 Benny the Dip
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 1994年
死没 2003年
Silver Hawk
Rascal Rascal
母の父 Ack Ack
生国 アメリカ合衆国ケンタッキー州
生産者 Landon Knight
馬主 Mr.Landon Knight & Claiborne Farm
調教師 ジョン・ゴスデンイギリス
競走成績
生涯成績 11戦5勝
獲得賞金 876,268ポンド
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ベニーザディップBenny the Dip)はアメリカ合衆国で生産されイギリスで調教を受けた競走馬。競走馬引退後は種牡馬になった。

戦跡

2戦目で勝ち上がると、3連勝でロイヤルロッジステークスを制し初重賞制覇を果たす。しかし続くレーシングポストトロフィーでは1番人気に推されるものの3着と敗れる。だが翌年初戦のクラシックトライアルの2着を経て挑んだダービーステークスの前哨戦であるダンテステークスでは2着に2と2分の1馬身差をつけて完勝し、ダービーステークスの有力馬の一頭として期待された。そして迎えたダービーステークスでも、のちのセントレジャー勝ち馬のシルヴァーペイトリアークを短頭差抑えてG1制覇を果たした。

しかし、エクリプスステークスではピルサドスキーの2着、インターナショナルステークスではシングスピールの3着、チャンピオンステークスではピルサドスキーの6着と、ダービーステークス以降はいわゆる「ヴィンテージ世代」には歯が立たなかった。チャンピオンステークスを最後に引退した。

年度別競走成績

  • 1996年(5戦3勝) - ロイヤルロッジステークス (G2)
  • 1997年(6戦2勝) - ダービーステークス (G1) 、ダンテステークス (G2)

種牡馬時代

1998年から種牡馬として繋養されたが、目立った成績は残せなかった。2003年にアイルランドで骨折事故により安楽死となった[1]

血統表

ベニーザディップ血統ロベルト系 / Turn-to4×4=12.50%、Nearco4×5=9.38%、Nasrullah5×4=9.38%) (血統表の出典)

Silver Hawk
1979 鹿毛
父の父
Roberto
1969 鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Bramalea Nashua
Rarelea
父の母
Gris Vitesse
1966 芦毛
Amerigo Nearco
Sanlinea
Matchiche Mat de Cocagne
Chimere Fabuleux

Rascal Rascal
1981 黒鹿毛
Ack Ack
1966 鹿毛
Battle Joined Armageddon
Ethel Walker
Fast Turn Turn-to
Cherokee Rose
母の母
Savage Bunny
1974 鹿毛
Never Bend Nasrullah
Lalun
Tudor Jet Tudor Minstrel
Precious Lady F-No.9-a

本馬の半姉であるワキアからサイレンススズカラスカルスズカが出ている。また半弟であるクリプティックラスカル(父:Cryptoclearance)は種牡馬として日本に輸出されている。

脚注

  1. ^ Benny The Dip put down” (英語). The Telegraph (2003年10月7日). 2012年12月5日閲覧。

外部リンク


「Benny the Dip」の例文・使い方・用例・文例

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