BeagleBoard-xM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 00:01 UTC 版)
「BeagleBoard」の記事における「BeagleBoard-xM」の解説
BeagleBoardの改版として、BeagleBoard-xMが2010年8月27日から出荷開始された。基板外形は82.55x82.55mm(基板穴間隔は約68.5x71.0mm)で、OMAP3530の改良版であるDM3730を搭載している。DRAMを512MBに拡張、オンボードイーサネットポート、4ポートのUSBハブを持つ。フラッシュメモリは搭載されていないため、microSDカードを起動メディアとして使用する必要がある。xMで追加されたカメラポートはLeopard Board社のベアボーンのカメラ用。 PoP構造で、パッケージ内部でメモリとコアチップは親亀/子亀状態に重ねられている。TI DM3730プロセッサ 1GHz(ARM Cortex-A8コア) TMS320C64x+ コア (800MHz 720p @30fpsまで対応可) 。 PowerVR SGX 2D/3D グラフィックプロセッサで独立2系統の画面表示出力に対応(S映像とDVI-D) 。 512MB LPDDR RAM フラッシュメモリは搭載されていない。ユーザー動作確認用としてAngstrom Linux実装済みの4GB microSDカードを標準添付。 ペリフェラル接続DVI-D接続端子(BeagleBoard同様、HDMIコネクタ形状) - 最低解像度は640x480ピクセル / 60Hz、最大解像度は1280x1024ピクセル / 60Hz S端子 USB On-The-Go 端子(mini-AB端子、設定によりターミナル通信端子として使用可能) USB標準ポート Ethernet RJ-45コネクタ MicroSD/MMCカードスロットコネクタ ステレオ音声入力3.5mmミニジャック、ステレオ音声出力3.5mmミニジャック RS232C D-SUB9ピン端子 JTAGコネクタ DCジャック(DC5V入力) カメラポート(カメラ用) 拡張ポート RTC は備えていない(時計は毎回設定) 開発ブートローダーはmicroSDカードに格納する microSD/MMCカードからのみ起動可能 ブート先ソースの切り替えボタン(USERボタンはある) 動作デモ実績のあるOSは、Android, Angstrom Linux, Fedora, Ubuntu, Gentoo そして Maemo Linux ディストリビューション, Windows CE OS 。
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