AnimeJapan 2015
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/30 22:00 UTC 版)
「AnimeJapan 2014」の記事における「AnimeJapan 2015」の解説
AnimeJapan 2015の実行委員長である、日本動画協会の内田健二理事長は、「このアニメーションの本拠地・日本で、再び業界のみんなが作品や企業を超えて一同に集まって発信することを、世界中のアニメでつながっている皆さんに感謝したい」と述べた。 AnimeJapan 2015の総合プロデューサー・バンダイビジュアルの廣岡祐次は、AnimeJapan 2015について「(AnimeJapan 2014は)ファミリーの来場者が想定より少なかったので、その環境を整えたい。その上で、三つ指針があります。すでにアニメが好きな人に、よりアニメを好きになってもらう。そして、これまでアニメを見ていない人にも何かのきっかけに来ていただいて、アニメを好きになってもらいたい。そして、子供から大人まで楽しめるイベントにしていきたいと思っています」と語った。 運営体制は、2人の総合プロデューサーの元に、イベントエリアを「エンターテインメント」「ビジネス」「ファミリー」「オーバーシーズ」と分けて、それぞれに4人のエリアプロデューサーがつくことになる。 前回のAnimeJapanで行ったクリエイター体験講座について、日本動画教会の北上浩司は「前回は、アニメを観て楽しんでいただくことはもちろんですが、そこから一歩踏み込んで、“クリエイター体験講座”でアニメの作業の行程、シナリオの書きかた、作画のしかたをお客様に体験していただきました」と、述べ、ポニーキャニオンの野島鉄平が「クリエイター体験講座はたくさんのお客様に来ていただきました。今回はさらにより多くの方に学んでいただけるよう、充実していきたいと思います」と意気込んでいる。 前回のAnimeJapanでは、子ども向けスペースを用意するなど、ファミリー層を意識していたが、「ファミリーがたくさんいたという印象がなかった」というのが課題となっていて、キッズや親子が楽しめるところを作っていくという目的で、ファミリー限定エリアが設置されることになっている。そのファミリー層の来場者を増やすことを目指し、今回のAnimeJapanでは、小学生以下を対象に入場無料にし、また、東京都内や近郊の幼稚園、保育園、小学校に招待券を配布し、さらに、ファミリー限定エリアには専用入場口を用意するなど施策を行うことになっている。AnimeJapan 2015の総合プロデューサーを務めるバンダイビジュアルの廣岡祐次は「第1回はファミリーの来場者が予想よりも少なかった。より安心して老若男女が楽しめるようにしたい」と説明。 また、東京ビックサイトの会議棟1Fレセプションホール内には、ビジネス出展エリアが設けられ、さらに、「平日に商談を行いたい」というニーズにこたえ、一般公開日の前にビジネスデーが設けられることになり、総合エリアに出展する企業はビジネス出展が優遇されることになる。なお、前回のAnimeJapanと同様に、総合エリア内にビジネスブースを設け、それに、ビジネスエリアが早めに始まることにより、さらなる海外向けによる、商談の機会が設けられることになっていて、その海外エリア自体も、さらにインセンティブを充実させることになっている。そのため、バイリンガルスタッフの設置を行って、海外のバイヤーがより商談しやすい環境を整えるとともに、パリのJapan ExpoやロサンゼルスのAnime Expoで、AnimeJapan 2015のプロモーション活動を展開。これについて、ビジネスエリアのプロデューサーである高橋祐馬は「海外向けのプロモーションなども積極的に行い、海外からのビジネス関係者の招致にも力を入れる」と述べた。 目標入場者数については12万人を見込んでいる。
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