AS闘技場(アレーヌ)関係者
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「フルメタル・パニック!の登場人物」の記事における「AS闘技場(アレーヌ)関係者」の解説
長編「燃えるワン・マン・フォース」に登場するキャラクター。 ナミ 声 - 茅原実里 東南アジアの都市"ナムサク"にあるAS闘技場(アレーヌ)で、弱小チーム"クロスボウ"のオーナー兼整備士を務める少女。彼女が所有するRk-91は故郷の村に打ち捨てられていたものであり、そのRk-91で闘技場で金を稼ぎ、荒廃した村を復興させる事、とりわけ、学校の再建を夢見ていた。 父親は日本の商社マン。母親は内戦の影響で死亡している。また、カトリック信者である。 オペレーターとしてチームの一員になった宗介に好意を寄せるようになったが、クラマによって人質にされ撃ち殺されてしまう。その亡骸はレモンによって故郷の村に葬られた。 ASに関して異常とも言える知識を有しており、見ただけでASの内部構造を理解したり、専門の技術者でも修正に数日はかかる制御ソフトを半日で修正しており、宗介は彼女がウィスパードではないかと疑っていた(実際に死後、かなめの「夢」に出てきた)。 ゲーム作品「スーパーロボット大戦シリーズ」や、「戦うフー・デアーズ・ウィンズ」ではウィスパードであると設定されている。 ナムサク警察署長 声 - 玄田哲章 アレーヌの運営を是正するため、宗介に八百長を持ちかける。 アマルガムの関係者でもあるが、その立場は低い。 宗介とダオが交戦している際、吹き飛ばされたダオのM6の右腕の下敷きとなって死亡する。 ダオ 声 - 櫻井トオル 強豪チーム"オーガ"でAS操縦士を務める男。搭乗機はM6。 勝利のために卑劣な手を使うことも厭わず、対戦相手を試合とは無関係の所で罠にはめ、殺害する事も多々ある。「燃えるワン・マン・フォース」のラストで宗介の乗るサベージに撃墜され死亡。 ライリー 声 - 斉藤次郎 "クロスボウ"で整備士を務める。整備士の3人の中では最もベテランでリ-ダー格。 アッシュ 声 - 遠藤大智 "クロスボウ"で整備士を務める青年。東ドイツ出身で、東西ドイツ統一の直前、僅か3日ほどワルシャワ条約機構軍のRk-89を整備した経験があるという触れ込みだけでナムサクに流れつき、"クロスボウ"で働いている。 宗介やレモンとも試合を重ねるうちに仲を深めていったが、彼らの目的を知ってからは決別している。 ゲーオ 声 - 代永翼 "クロスボウ"で整備士を務める青年。 リック アメリカ海兵隊出身で、傭兵時代の宗介の戦友。"クロスボウ"で宗介が来る前にASの操縦を行っていた。アレーヌでは「密林の荒鷲」という二つ名を名乗っていた。 しばしば宗介からは背中に気をつけるよう注意されていたが、その指摘通り、ダオに背中をナイフで刺されて殺されてしまう。 そのため、セリフや具体的な人物描写は皆無であるが、ナミによると、かなり自信過剰な性格で、女好きな人間であった。
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