8代目 FD型(2005年 - 2010年)
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「ホンダ・シビック」の記事における「8代目 FD型(2005年 - 2010年)」の解説
2005年9月22日にフルモデルチェンジ。日本国内では7代目の5ドアハッチバックが販売不振だったこと、カテゴリが下位モデルのフィットと近似していることなども考慮し、ハッチバックが廃止。4ドアセダンのみの販売となり、「フェリオ」のサブネームも同時に廃止された。駆動方式は前輪駆動のみ。アコードがアッパーミドルセダンへ移行したため、ミドルセダンへとクラスアップし、全幅は当時のワイド化の流れに乗って1,755mmと、3ナンバーサイズとなった。 エンジンは新開発のR18A型を搭載。「可変吸気量制御」i-VTECにより部分負荷時に2個のうち1個の吸気バルブを遅閉じするミラーサイクルを採用し、従来のD17A型エンジンよりも低燃費を実現している。スピードメーターとタコメーターを分割した「マルチプレックスメーター」が特徴的なデザインである。トランスミッションは1.8にはクラス初の5速AT(1.8Gには5速マニュアル車も設定)、ハイブリッドにCVTが搭載された。 カナダ地域のアキュラブランドで発売されていたCSXは、北米向け以外のシビックと共通のデザインを持つ。 2006年4月6日 アコードと共通のK20A型エンジンの搭載モデルが追加。5速ATにマニュアル感覚でギアチェンジができるパドルシフトを搭載したSマチックを採用している。 2006年8月24日 ホンダがベトナムで四輪車事業を開始し、その最初の車種として発売開始された。製造はハノイ郊外の新工場にて行われる。 2006年9月28日 一部改良。「2.0GL」にクルーズコントロールを、「1.8GL」にパドルシフトを標準装備した。 2007年3月28日 「タイプR」を追加。シリーズ初めて4ドアセダンボディとなった。 2008年9月5日 マイナーチェンジ。新たに「1.8GL」と「2.0GL」に「Sパッケージ」、ハイブリッド「MX」に「スタイリシュパッケージ」が設定。また、フロントグリル・フロントバンパー・リアコンビネーションランプ・オプションのフォグランプなどに形状変更が加えられる。 2010年9月 日本仕様を販売終了。 シビックタイプR シビックハイブリッド
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