3号機「ファントム・レイヴン」
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「ブレイズ・レイヴン (フルメタル・パニック!)」の記事における「3号機「ファントム・レイヴン」」の解説
機体諸元ファントム・レイヴン 全高 8.6m 重量 9.8t(乾燥重量)11.7t(基本装備時) 最大作戦行動時間 70時間 最高自走速度 165km/h320km/h以上(ブースト時) 最高跳躍高 25m350m以上(ブースト時) 固定武装 無し 基本装備 アジャイル・スラスタ 基本携帯火器 東芝 10式単分子カッターマウザー MGK-35 35㎜ライフル 搭乗者 ユースフ AIコールサイン ヌワース 背部に展開式の3機のレドームを搭載する、指揮管制・電子戦仕様として開発された換装ユニットを装備した機体。7巻でユースフが使用し、敵海賊を翻弄した。歩く早期警戒管制機(AWACS)とも呼べる機体で、搭載する多量の電子機器や情報機器により作戦地点の詳細な地形・植生・人造物等を走査でき、その情報を受信したCIC(戦闘指揮所)ではGPS等と組み合わせて簡略化された3Dモデルとして表示可能。たった1機で敵拠点を丸裸にできる。 不可視型ECSを搭載しており隠密性が高い。レドームは1機ずつ個別に展開可能で、未使用時には背負子のような背部ユニットへ収納されている。その他には、光学式カメラと赤外線センサを内蔵する球状の本体にローターを搭載した小型無人偵察機(タンポポの綿毛のような外見)をオプションで装備しており、3号機のAIによる半自動操縦で情報を収集。手首には伸縮可能な索敵用のセンサと小型カメラを搭載。これらの装備と高性能AIおよびデータリンクシステムの補助により、単機で大隊規模のAS部隊を誘導できる。 レドームを用いて指向性電磁パルスを放ち、目標の電子機器を焼き切る電磁パルス(EMP)攻撃「ロスタムの一矢」を使用する事も出来る。しかし、フルパワーでこの攻撃を使用すると電力を一気に消費してしまい、機体がシステムダウンする恐れもあるため使用には注意を要する。アジャイル・スラスタは腰部に小型のものを装備するにとどまるが、それでも従来ASからすれば破格の推力を発揮し、機体の操縦性そのものはブレイズ・レイヴンから大きく離れてはいない。そのため、アジャイル・スラスタと腰に装備した大型単分子カッターを用いた高機動格闘戦もこなせる。
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