2019 MIXとは? わかりやすく解説

2019Mix

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/06 19:39 UTC 版)

Shiplaunching」の記事における「2019Mix」の解説

2019年7月24日 (2019-07-24)には、冨田本人の手によるニュー・ミックスバーニー・グランドマンリマスタリングによる新装盤『Shiplaunching [2019Mix]』として再発売された。なお、カタカナ表記が「シップローンチング」に改められている。 冨田は、『Shiplaunching』がどんな形であれ再リリースされる際は、ミックス新たにしようと考えていた。オリジナル鈴木浩二リマスタリングによって結果的に素晴らし仕上がりになったが、冨田としてはミックス段階で少しばかり問題感じていた。それは冨田現在のプライベート・スタジオである「Tomita Lab Studio」に至るまでのスタジオ遍歴関係しているという。 『Shipbuilding』の制作後冨田新たに大きめ物件借り遮音とルームチューニングを始めたが、以前スタジオと全く音が違いどうやっても望む音像得られ途方に暮れたという。結局建物自体構造問題ありと判断し半年物件引き払うことにした。そして『Shiplaunching』が制作されたプライベート・スタジオに至るが、この時は前回反省踏まえて堅牢なRC物件」(前の物件一部木造だった)第一条件に探し最終的には「Tomita Lab Studio」を自宅併設するまでの6年ほど使用し物件選び結果的に成功だったと回想している。しかし、前のプライベート・スタジオで自分の耳のリファレンスバイアス掛かった直後のため、新スタジオ構築ではなかなか音が決まらず、ルーム・チューニングを何度もやり直したという。そんなスタジオで最初に完成させたのが『Shiplaunching』だった。 上記理由により、冨田リリース1年後くらいには機会があれば新たなミックス作ろう考えていた。そして2019年レコードでの再発の話をいただき、すぐにニュー・ミックス打診し快諾得て加えてニュー・ミックス作るならと、CD/SACDでのリリース決定した。 ただし、ニュー・ミックスには大きな例外2つある。一つは「Like A Queen」で、オリジナル・マルチ紛失のためリマスタリングのみとなっている。シングル第1弾として先に納品していたためか、アルバム・マルチの中に含まれていなかったようである。また、アルバム・マスタリングの時にイントロ前半を倍のサイズエディットしていたが、元の形に戻されている。もう一つは「Launching On A Fine Day」で、こちらはドラム・トラック紛失のため新たな音源プログラミングされている。音色変更されたが、ドラミングオリジナルと同じフレージング心がけたという。 ブックレットには新たに冨田自身によるセルフ・ライナー・ノーツ追加掲載されアルバム制作過程リミックス至った経緯本人により解説されている。

※この「2019Mix」の解説は、「Shiplaunching」の解説の一部です。
「2019Mix」を含む「Shiplaunching」の記事については、「Shiplaunching」の概要を参照ください。

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