2015年度からの動向
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「和歌山トライアンズ」の記事における「2015年度からの動向」の解説
2015年4月30日、NBLはプロバスケットボール運営委員会の2015-2016シーズン参入審議を行ったが、審査書類の内容が不十分だったため参入を否決された。なお、運営法人は存続させ、bjリーグと統合して2016年に発足されるJPBLへの参入を目指すが、川淵三郎JPBL理事長は「無理して初年度から参加する必要はない」とし、JPBL関係者も「入会申請をしていても、チームの体をなしていないなら入会を認めることはできない」と発言しており、参入不可の可能性もある。 5月14日付で所属選手全員を自由契約。 5月27日、今後の活動方針についての記者会見を行い、3部リーグを目指し活動継続することを発表した。永広敏之代表理事は「前を向いて取り組み、和歌山のスポーツを盛り上げるためにもチームを存続させる」とした。 6月2日、JPBLより「チームが実質的に存在していない」との理由からリーグ設立時の参入は不可と判断された。 7月18日、練習生として位置付けの下、トライアウトを実施。当面は和歌山県クラブバスケットボール連盟を始めとする既存のリーグ等には参加せず、クリニックやアカデミー、練習試合、3on3大会参加等を想定し、リーグ参加が決まればプロ契約も視野に入れ本格的にチーム運営を再開する予定としていた。 2016年4月13日、社会人クラブとして登録を行い、2017-18シーズンのB3リーグ入りを目指す方針を発表した。紀の国わかやま国体に和歌山代表として出場した和歌山クラブから8人が合流しチーム始動。7月1日に2017-18年度シーズン(第2回)のB3参加に向けた新規参加チーム募集対象にトライアンズも加えられた。 再始動後初の公式戦として和歌山県春季バスケットボール大会に出場し優勝を果たし、近畿クラブバスケットボール選抜大会(全日本クラブバスケットボール選抜大会近畿予選)に参加する。2016年12月には1年7か月ぶりに兵庫インパルスとの主催有料試合を開催した。 2017年3月17日、B3リーグ加盟申請の結果、2017-18シーズンは加盟承認不可、2018-19シーズン審査対象クラブとして継続審議となった。その理由としては「B3を含むBリーグに加盟する活動において必要な財政基盤が整っていない」「地元・和歌山県におけるB3参加の活動を継続する必要性があるため、2017-18シーズンに限り、改めてB3参加と、B2以上への昇格の前提となる準加盟・並びにBリーグクラブライセンスの申請をしていただく」としている。また「2018-19シーズンのB3参加については、原則的には2017年度プレ社会人選手権大会(仮称)に出場したクラブを対象として審査するが、和歌山トライアンズについても審査の対象とする」「2019-20年シーズン以後のB3への新規参加については、2017年3月設立の「日本社会人バスケットボール連盟」から推薦されたクラブを対象として審査を行う」としている。 2017年9月7日に執り行われたB3リーグ理事会で、2018-19シーズンは加盟承認不可の判断が下された。理由は「準加盟クラブ規程で必要とする要件を満たしていない為」であった。
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