2代目 (2012年-) YD型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:50 UTC 版)
「キア・フォルテ」の記事における「2代目 (2012年-) YD型」の解説
2012年発表。開発には42ヵ月と3,000億ウォンを費やした。キアでは初年度に41万台(うち韓国国内で5万5000台)、2014年には50万台の販売を見込んでいる。 ボディタイプは当初はセダンのみ。先代より長く低く幅広くなり、クーペ風の流線型のスタイリングとなった。プラットフォームをMD型ヒュンダイ・エラントラと共有する。 エンジンは韓国仕様がガンマ 直4 1.6L GDI (140ps) となり、ISG (Idol Stop and Go) も設定される。中国仕様には93.8KW (128ps) のガンマ 直4 1.6Lと107kW (146ps) のNu 直4 1.8Lが搭載される。 テレマティクスサービスの「UVO」にも対応する。UVOはフォードのSYNCと同様、マイクロソフトとの共同開発によるシステムである。サービスはアメリカのみならず韓国でも提供される。ドライバーがスマートフォンなどのITデバイスを介して自動車の操作を行えるなどの機能を有する。 2012年7月:公式Facebookにて、新型フォルテのティーザースケッチを公開。新型は韓国と中国では「K3」に名称変更するが、北米では引き続き「フォルテ」を、オセアニア、南米、欧州などでは「セラトー」を名残る。 2012年7月29日:新型車の概要とオフィシャルフォトが公開された。 2012年8月31日:成都モーターショーで中国仕様のK3が発表された。国際版フォルテとは異なりK9風のフロントおよびリアエンドが与えられている。 2012年9月17日:韓国にて「K3」の車名で発売開始。車名の由来についてはK7などと同様、「K」は起亜自動車(KIA)、大韓民国(KOREA)、”強さ”や”支配”を意味するギリシャ語の「Kratos」,そしてダイナミックな躍動性を意味する英語の「Kinetic」のそれぞれの頭文字、「3」は車格(準中型車)を意味する。これにより、K3からK9までのKシリーズセダンのラインナップが完成することになる。 尚、従来型のフォルテクープとハッチバックはK3登場後も2013年上半期まで継続販売され、2013年8月以降にフォルテクープは「K3クープ(北米名:クープ、豪州名:セラトークープ)」、ハッチバックは「K3ユーロ」としてフルモデルチェンジし、再登場した。
※この「2代目 (2012年-) YD型」の解説は、「キア・フォルテ」の解説の一部です。
「2代目 (2012年-) YD型」を含む「キア・フォルテ」の記事については、「キア・フォルテ」の概要を参照ください。
- 2代目 YD型のページへのリンク