K7とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > K7の意味・解説 

K7

読み方ケーナナ

K7とは、AMD社から提供されていた32ビットマイクロプロセッサ開発コードネームである。

Intel社のx86MPU互換性があり、Pentium III対抗する製品位置づけられていた。なお、製品化とともに名称が変更されAMD社から「Athlon」として提供されている。


K7

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/10 19:58 UTC 版)

K7・K-7

関連項目


K7(Argon)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 02:47 UTC 版)

Athlon」の記事における「K7(Argon)」の解説

K7は0.25μmプロセス製造され最初Athlon プロセッサである。「Slot A」と呼ばれるスロット差し込むカードエッジコネクタ形状となっており、パッケージ装着されるCPUクーラー固定用いるリテンションメカニズムも、そしてマザーボード上に実装されるコネクタ全てインテルSlot 1用のものを流用するように設計されている(コネクタ逆向きにしてあり、実質的に挿し出来ないようになっている)。この Slot A採用は、新CPU採用当たって当時PCベンダー各社から極力部品種類増やさないよう求められたことが理由であったという。CPUコア動作周波数同時期のPentium III拮抗しており、総合的な処理能力ではPentium III上回る場合もあった。整数演算性能では互角程度だったが浮動小数点演算ではK7が優れていた。これは、AMD側がPentium III対抗商品として投入したK6-IIIが、整数演算性能については処理によっては同クロックPentium III程度性能を示すも、実効パフォーマンス、特に浮動小数点演算については劣っていた実情から、次世代アーキテクチャにおいては整数演算のみならず浮動小数点演算においても競合製品比較して遜色のない性能発揮する事が課題となっていたためである。 2次キャッシュメモリ容量同時期のPentium III同じくCPUコア外部接続された512Kバイトで、CPUコアクロックの半分周波数動作した。これは当時半導体製造技術レベルでは、2次キャッシュ内蔵させることでCPU歩留まり低下しその結果製品価格上がることを嫌ったためである。FSB動作クロック周波数は200MHz。 ラインナップ500MHz、550MHz、600MHz、650MHz、700MHz

※この「K7(Argon)」の解説は、「Athlon」の解説の一部です。
「K7(Argon)」を含む「Athlon」の記事については、「Athlon」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「K7」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「K7」の関連用語

K7のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



K7のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2024 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【K7】の記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのK7 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのAthlon (改訂履歴)、クレマー・K8 スパイダー (改訂履歴)、カッパロケット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS