2代目 YF3/4型(2008年-2015年 )
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「ホンダ・パイロット (自動車)」の記事における「2代目 YF3/4型(2008年-2015年 )」の解説
2008年1月13日から行われた「2008年北米国際自動車ショー」に、「パイロット プロトタイプ」が出展された。 デザインコンセプトは「インテリジェントアドベンチャービークル」。ボディサイズはわずかに大きくなり、ホイールも標準が17インチになった。ACEボディ構造を採用し安全性を高め、エンジンフードやフロントサスペンションのロアコントロールアーム、リアサスペンションナックルなどがアルミニウム化され、軽量化した。 テールゲートのガラスハッチ開閉やクラス3ヒッチ、ヒルスタートアシストなどが標準装備される。「LX」、「EX」、 「EX-L」、「Touring」の4グレードで展開され、全グレードFFと4WDが選択できる。上位モデルにはトリプルゾーンエアコン、パワーテールゲート、2メモリーパワーシート、115V電源、Bluetoothハンズフリーリンク、などが用意されている。 エンジンは先代と同じJ35Aだが、気筒休止パターンが3ステージ(6-4-3気筒)となったVCMのみとなり、さらに最高出力、最大トルクともに向上している。4WDのトランスミッションも先代と同様のVTM-4である。 2012年モデルでは、エクステリアではフロントグリル、ヘッドライトデザインが変更された。フロントストレーキの改良で空力性能も向上、エンジンの改良などと合わせてEPA燃費が2011年モデルと比較して1~2MPG向上した。EXより上位のモデルではホイールサイズが18インチと1インチアップした。 インテリアも素材の改良や、コンソールのレイアウトが変更された。オーディオやナビゲーションシステムなどもアップグレードしている。その他遮音性の高いアコースティックフロントガラスが全車標準装備され、EX-Lグレードにはパワーテールゲートが追加された。 2012年11月30日に韓国での発売を開始した。2代目より生産はアラバマ工場のみで行われている。
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