138形(138 - 157)
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「九州電気軌道」の記事における「138形(138 - 157)」の解説
1940年から1941年にかけて導入された鋼製車。118形に引き続き先頭部は流線形とされたが、ドア配置は従来の両端寄りに戻った。
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138形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 14:17 UTC 版)
「九州電気軌道100形電車」の記事における「138形」の解説
1940年から1941年にかけて20両が製造された形式。車体構造は118形のうち張り上げ構造を採用した日本車輌製造製車両に準拠し、前照灯も屋根上に設置されていたが、乗降扉の位置は100形と同様に車体両端となり、ドアエンジンの搭載も行われなかった。台車は118形と同様に日本車輌製造製車両(138 - 147)がK-10形、汽車製造製車両(148 - 157)がLH形だった。 第二次世界大戦の終戦直後に151・152が車体を白1色とし、進駐軍専用車両として使用されたのを経て、1952年から乗降扉の2枚折り戸・自動ドア化を伴う修繕工事が実施され、1958年以降は前照灯の位置が中央窓下部に変更された。更に1961年以降は車内照明の蛍光灯化や窓枠のアルミ製部品への交換などの更新が行われたが、予算の関係上全車には施工されなかった。これらの更新車は1971年にワンマン運転への対応工事が実施され、運転台窓にワイパー、側面右側に方向幕やスピーカーが設置され、車内にも案内装置が搭載された他、前面の方向幕が中央窓上に移設された。一方、更新工事やワンマン化工事が行われなかった残りの10両については1976年9月から1977年3月に廃車された。 同年以降北九州線で使用された138形は138 - 140、142 - 145、147、148、150で、148と150が汽車製造製、残りは日本車輌製造製だった。うち前者2両については、廃車された未更新車が用いたK-10形への台車交換が実施され、全車両の台車が統一された。その後1978年から1980年に車体更新が行われ、138・142・147を除いて側窓の上部がHゴムで固定されバス窓と呼ばれる形状となった。その後も他車と共に使用されたが、1985年10月20日に実施された北九州線の部分廃止によって余剰となり、同年11月1日をもって全車廃車となり、138形を含む100形列は形式消滅した。
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