日本車輌製造製車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 05:49 UTC 版)
「ギャラリーカー」の記事における「日本車輌製造製車両」の解説
1984年にサンフランシスコの通勤鉄道・カルトレイン向けの車両を製造して以降、乗客増加への対応や旧型車両の置き換えによるギャラリーカーの新規製造は日本車輌製造によって行われている。車内のレイアウトや扉配置などはそれまでの車両と同じだが、1990年代以降に生産が行われた車両は車椅子リフトや車椅子対応トイレ、自転車置き場など利用客の需要に対応した設備や空間が備わっている。 また、ギャラリーカーを基に駆動装置や集電装置を搭載した2階建て電車も製造され、メトラ(ハイライナー)やサウスショアー線へ導入されている。 なお、これらの車両についてはバイアメリカン法が適応されており、多くの機器が米国メーカーによって生産されたものである他、最終組立も米国内で行われている。 カルトレインに導入された日本車輌製車両 カルトレインの車両の一部は自転車が搭載可能である メトラで使用されている日本車輌製車両 2006年以降バージニア急行鉄道(VRE)にも導入されている 日本車輌製造製ギャラリーカー 主要諸元シリーズメトラ向け車両カルトレイン向け車両VRE向け車両形式8400形 7400形 8500形 6000形 6400形 4000形 3800形 4000形 3800形 V710形 V800形 製造年1994年 - 1996年 2002年 - 2008年 2019年 1984年 - 1987年 1999年 2006年 - 2017年 車種制御客車 客車 制御客車 客車 客車 制御客車 客車 制御客車 客車 制御客車 客車 軌間1,435 mm 着席定員+車椅子台数139人 146人 138人+車椅子3台 145人+車椅子3台 不明 139人 146人 92人+車椅子2台 122人+車椅子2台 123、127人+車椅子2台 140、124人+車椅子2台 定員(立席含)239人 246人 238人 245人 223人 240人 全長25,908 mm(85 ft) 全幅2,992 mm(9 ft 9 25/32 in) 不明 2,992 mm(9 ft 9 25/32/in) 2,971.8 mm(9 ft 9 in) 全高4,836 mm(15 ft 10 13/32 in) 自重54.9 t 52.6 t 57.7 t 55.1 t 不明 56.7 t 55.4 t 57.2 t 56.0 t 57.9 t 57.6 t(トイレ有)57.1 t(トイレ無) 固定軸距2,591 mm(8 ft 6 in) 車輪径838 mm(33 in) 不明 914.4 mm(36 in) 838 mm(33 in) 運転最高速度126 km/h(79 mph) 不明 160 km/h(100 mph) 126 km/h(79 mph) 参考
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