魚津市立経田小学校とは? わかりやすく解説

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魚津市立経田小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/18 12:19 UTC 版)

魚津市立経田小学校
北緯36度50分58.9秒 東経137度25分6.5秒 / 北緯36.849694度 東経137.418472度 / 36.849694; 137.418472
国公私立の別 公立学校
設置者 魚津市
設立年月日 1897年4月1日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B116220400052
所在地 937-0001
富山県魚津市浜経田665-3
外部リンク 公式サイト (日本語)
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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魚津市立経田小学校(うおづしりつ きょうでんしょうがっこう)は、富山県魚津市浜経田665-3にある小学校

解説

魚津市の経田地区を通学区域としている。校舎は地震補強がされている。付近には、かもめ児童センターも所在する。かつては経田幼稚園も所在していた(2014年3月末に大町幼稚園と統合)[1]

沿革

個別に出典が提示されていない1967年までの箇所の出典→[2]

  • 1873年3月、浜経田村の横田与平次家屋を分借し浦方小学校が、浜経田村の三乗正造の寺院を分借し地方小学校がそれぞれ創設[3]。浦方小学校は浜経田村の浦方地区、地方小学校は浜経田村の地方地区および平伝寺村を通学区とし、いずれも4年制であった[4]
  • 1875年2月、浜経田村の波房愍が、波房大愍寺院(後の常願寺分借)を借りて2校を合併して経綸小学校を設立(4年制)[4]
  • 1876年9月、横田与平次宅に移転統合[4]。。
  • 1878年10月、浜経田霜月田557に2階建て36坪の校舎新築移転(通学区は浦方、地方両小学校を統合)[4]
  • 1886年4月(または、1887年4月[5])、浜経田小学校と改称。
  • 1888年4月、3年制の浜経田小学校設置。横田与平次宅を借用し、成志小学校(仏田小学校の後身)の分教場を併置[4]
  • 1890年4月1日[6]1889年4月の町村制施行に際し、隣村の江口、西尾崎(吉島小学校校下)および仏田の一部、持光寺(仏田小学校校下)とを合併し、浜経田村に経田第一簡易小学校、江口村に経田第二簡易小学校設置(3年制)。第一は経田小学校校舎を使用し、第二は1890年12月に江口村の江幡岩次郎宅を借用[7]
  • 1891年12月、経田第二簡易小学校、西尾崎の中村理二郎宅に移転[7]
  • 1892年10月1日、経田第一簡易小学校が経田第一尋常小学校に、経田第二簡易小学校が経田第二尋常小学校にそれぞれ改称[8]
  • 1895年4月[9]もしくは8月、それぞれ浜経田尋常小学校、江口尋常小学校と改称。
  • 1896年、新校舎を現在地に建設。
  • 1897年
    • 4月1日[10]、浜経田、江口両小学校統合。経田尋常小学校(4年制)と改称[7]。このとき現在の創校記念日としている。
    • 11月7日、浜経田村西光寺の新校舎(現在地)に移転[7]
  • 1924年4月22日、御真影泰安殿落成式[11]
  • 1908年4月 - 6年制となる[7]
  • 1925年4月1日、高等科を併設し、経田尋常高等小学校と改称[12]
  • 1926年7月1日、経田青年訓練所を併設[12]
  • 1932年2月11日、校旗樹立式[13]
  • 1936年4月1日、これまでの青年訓練所を廃止し、経田青年学校を創設し同校に併設[14]
  • 1941年4月1日、経田国民学校と改称[14]
  • 1944年8月28日東京都蒲田区国民学校初等科五年児童を受け入れ[14](男児27名、女児24名[15])。1945年10月22日に帰京[15]
  • 1947年4月1日[16]、経田小学校と改称。海望中学校の経田教場設置。
  • 1948年10月、海望中学校経田教場廃止[17]
  • 1952年魚津市の市制施行に伴い、魚津市立経田小学校と改称。
  • 1954年4月、講堂の改築と運動場拡張[17]
  • 1955年3月、本館を旧講堂跡に新築。以降順次増改築。
  • 1958年5月、二宮尊徳像を校庭に設置。
  • 1959年2月、保健室新築。
  • 1963年4月、1973年、魚津市立経田幼稚園が小学校の2教室を使って併置される[18]
  • 1964年4月、特殊学級を開設。
  • 1972年、鉄筋コンクリート3階建て改築工事着工[19]
  • 1973年3月、第一期工事完了[19]
  • 1975年
    • 5月、校舎第三期工事完工[17]
    • 7月(一部資料では8月[19])、水泳プール竣工[17]
    • 同年中、和田村立和田小学校(現・長和町立和田小学校)との間に、山と海の姉妹校提携がなされる[20]
  • 1976年6月(一部資料では8月[19])、校舎第四期工事完工[17]。第4期までの総工費は2億3千万円、校舎総面積は3,472m2[19]
  • 1977年
    • 2月、グラウンド拡張[17]。同年10月に2,630m2の拡張が完了[21]
  • 1980年3月、体育館竣工[17]
  • 1984年9月27日、空気圧を利用したプール用エアドーム(日本カーバイド工業が製造したエアドーム第1号で、北陸初の導入である)が完成し、同日より使用開始[22]
  • 1998年12月、地震補強・大規模改造工事完了[23]

関連項目

脚注

  1. ^ 経田幼稚園の統合・魚津愛育園の閉園について(魚津市、2014年2月25日更新)
  2. ^ 『魚津市史 下巻 近代のひかり』(『魚津市史 下巻 近代のひかり』(1972年3月25日、魚津市役所発行)500 - 502頁。)
  3. ^ 『経田小学校の歴史と郷土のあゆみ』(1989年11月7日、経田小学校史編纂委員会編集)36頁。
  4. ^ a b c d e 『経田郷土史』(2018年5月、経田郷土史刊行委員会発行・編集)232頁。
  5. ^ 『経田小学校の歴史と郷土のあゆみ』(1989年11月7日、経田小学校史編纂委員会編集)44頁。
  6. ^ 『経田小学校の歴史と郷土のあゆみ』(1989年11月7日、経田小学校史編纂委員会編集)47頁。
  7. ^ a b c d e 『経田郷土史』(2018年5月、経田郷土史刊行委員会発行・編集)233頁。
  8. ^ 『経田小学校の歴史と郷土のあゆみ』(1989年11月7日、経田小学校史編纂委員会編集)49頁。
  9. ^ 『経田小学校の歴史と郷土のあゆみ』(1989年11月7日、経田小学校史編纂委員会編集)53頁。
  10. ^ 『経田小学校の歴史と郷土のあゆみ』(1989年11月7日、経田小学校史編纂委員会編集)54頁。
  11. ^ 『経田小学校の歴史と郷土のあゆみ』(1989年11月7日、経田小学校史編纂委員会編集)70頁。
  12. ^ a b 『経田小学校の歴史と郷土のあゆみ』(1989年11月7日、経田小学校史編纂委員会編集)72頁。
  13. ^ 『経田小学校の歴史と郷土のあゆみ』(1989年11月7日、経田小学校史編纂委員会編集)78頁。
  14. ^ a b c 『経田郷土史』(2018年5月、経田郷土史刊行委員会発行)237ページ。
  15. ^ a b 『経田小学校の歴史と郷土のあゆみ』(1989年11月7日、経田小学校史編纂委員会編集)89頁。
  16. ^ 『経田小学校の歴史と郷土のあゆみ』(1989年11月7日、経田小学校史編纂委員会編集)91頁。
  17. ^ a b c d e f g 『魚津市史 史料編』(1982年3月25日、魚津市役所発行)852 - 853頁。
  18. ^ 『写真アルバム 新川の昭和』(2012年9月9日、いき出版発行)229ページ
  19. ^ a b c d e 『経田小学校の歴史と郷土のあゆみ』(1989年11月7日、経田小学校史編纂委員会編集)97頁。
  20. ^ 『経田郷土史』(2018年5月、経田郷土史刊行委員会発行)241ページ。
  21. ^ 『経田小学校の歴史と郷土のあゆみ』(1989年11月7日、経田小学校史編纂委員会編集)99頁。
  22. ^ 『北日本新聞』1984年9月28日付朝刊18面『久しぶりの水に歓声 プールにエアドーム完成 魚津市経田小で北陸初』より。
  23. ^ 『魚津市制50周年記念誌』(2002年4月発行)34頁。

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