魔王ギリ
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「魔法陣グルグルの登場人物」の記事における「魔王ギリ」の解説
魔王ギリ 声:笹岡繁蔵(第8話、第16話)→大友龍三郎(第45話) / 大友龍三郎 / 銀河万丈 魔物をあやつり世界征服をたくらむ悪の元凶。その操る闇魔法はキタキタおやじが装備していた「最強の防具」を一瞬で破壊するほど強力。300年前にもギリは魔物を放ち世界征服を企んだが、ミグミグ族の操る最強のグルグルである「恋するハート」により封印をかけられた。その封印は元々300年しかもたないものであり、封印が一部解けた後には再び各地の魔物を支配して軍団を形成。300年前の恨みを晴らすべく「勇者」ニケと「最後のミグミグ族」ククリを打倒せんと試み次々と刺客を送り込むも、全て失敗に終わる。作中で自ら動くことはほとんどなかったが、最終章にてデマが封印の完全解除に成功。ザン大陸にてニケ一行を待ち受けることになる。最終決戦において、ククリの「恋するハート」により再び300年の封印をかけられ封印された(公式な記録ではキタキタおやじの陰謀とジュジュの不注意により、キタキタ踊りで封印された事にされた)。グルグルの正体が光でも闇でもない「ハートの魔法」であることや、その性質上心の振れ幅が大きい子供時代にしか使えないものであることを看破していた(『2』では子供の心を持った大人でも使える事が判明した)。 失敗した部下に対する罰は「既にイベントの終わったダンジョンの見張りをやらせる」という窓際送りの手法を好む。 第1巻では「闇の世界に足を踏み入れた魔導師」と語られているが、その正体は凄いパワーを持った親父。また、アニメ3作目ではアラハビカでククリがニケに「アニメの路線が変わった」と嘘を付かれた際に各キャラの絵が登場した時、原作と容姿は異なるが一人だけ肩書きが原作と同じ「宇宙番長」だった。 2013年6月の人気キャラ投票の結果は25位(25キャラ中最下位)。 偽魔王ギリ(鏡) 巨大な球体。その中身は「グルグル使いの魔力を映し出しそのまま跳ね返す鏡」。そのため球体の中から出てくるものはククリの想像に合わせて変化する。実際はククリにとっての「怖さ」の象徴であるキタキタおやじ・カヤの姿(カヤの顔)や、グルグル失敗作の象徴のようなみすぼらしい姿、ニケ達と力を合わせて冒険した思い出の姿をして現れた。本物の魔王ギリはこの鏡の影の中に潜んでいる。
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