駐屯地内装備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 14:12 UTC 版)
「陸上自衛隊の装備品一覧」の記事における「駐屯地内装備」の解説
名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数注釈業務車1号 業務1号※バン、ワゴン 隊員の公務や日常業務等に使用される一般乗用車。 業務車1号(現行塗装型) 業務1号※黒バン、黒ワゴン 隊員の公務や日常業務に使用される一般乗用車。2006年度以降の納入車は、それまでの特注のOD色仕様から市販車と同じ黒色塗装の仕様に切り替えられている。 業務車2号 業務2号※白バン、地連バン 等 自衛隊地方協力本部で使用される一般乗用車。 業務車3号 業務3号※セダン、公用車、隊長車 等 駐屯地司令および部隊長たる佐官の乗車する公用車。 業務車4号 ※ギョーヨン、ワゴン車 等 公務や日常業務に使用される一般乗用車。市販のワンボックスカーが使用されている。 庁用車 庁用車 補給処や職種学校における公務や日常業務に使用される一般乗用車。 乗用車 ※観閲車、高級車、オープンカー 等 業務車3号の発展型で平成12年度調達分より納入開始。将官の公務や日常業務に使用される他、オープンカータイプのものは観閲式で使用される。階級によるグレード指定がされている。 人員輸送車1号 ※輸送バス、バス 平時の人員輸送に用いられる大型バス。 人員輸送車2号 ※マイクロバス 平時の人員輸送に用いられるマイクロバス。主に地方協力本部が使用。 業務トラック 平時の輸送任務に用いられるトラック。制式装備の“○○式トラック”とは異なり戦闘状況下には通常用いられない。 消防車 一般の消防車にほぼ同じ散水車としても使用される。ポンプ車型の他に化学車型もあり。 救難消防車I型 航空機事故に対応するための東急車輛製造製国産化学消防車。1960年代に導入。小型の車両(画像上)及び大型の車両(画像下)がある。 救難消防車II型 航空機事故に対応するための東急車輛製国産化学消防車。2000年代前半に導入。形式名TFD40MX。航空自衛隊および海上自衛隊でも同車種を採用している。 救難消防車IB型 ストライカー/パンター ストライカー:7両(2014年7月時点) 救難消防車I型の後継として2013年度から配備された救難消防車。車種は米オシュコシュ社製ストライカー3000(画像上)およびオーストリアのローゼンバウアー社製パンター6×6(画像下、海自の車両)。航空自衛隊および海上自衛隊でも同車種を採用している。 救急車 ※アンビ 平時に駐屯地内で使用される救急車。仕様は一般の医療機関で使用される2B型救急車と同じ。病院間の搬送等にも用いられる。 楽器運搬車 音楽隊の楽器の輸送に使用されるトラック。海空と同じく民生の中型トラックの塗装を変更しただけであり、メーカーは導入時期より様々である。 不発弾回収車 不発弾処理隊において安全化された不発弾の輸送に使用されるトラック。メーカーは導入時期より様々である。 リヤカー ※人力 多用途に使用される1軸2輪の無動力荷物運搬車。民生品を購入したものの他、隊内自作品も多い。材質や形式は様々。107mm迫撃砲用のものは「M1A1運搬車」として制式装備品となっている。
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