雷鳳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 05:33 UTC 版)
「ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン」の記事における「雷鳳」の解説
DGG3号機に画期的なマン・マシーン・インターフェース「システムLIOH」を搭載した機体。読みは「らいおう」。「雷凰」と書くのは誤り。ちなみに鳳は雄、凰は雌を指す。 徒手格闘戦に対応しており、特に足技を主体としている。システムLIOHのサポートを前提としている分、これを欠くと操縦が非常に困難になる。 必殺技 技名横の()内は、『第3次α』トウマ編第1話における雷鳳初回起動時の技名。ハーケンインパルス 両足にあるプラズマコンバータを使用し、プラズマを打ち出して敵を攻撃する。 カウンターブレイク(ミドルレンジ格闘攻撃) 両腕のプラズマコンバータを使用し、発生させたプラズマビュートで敵を引き寄せ、蹴りを叩き込む。 ライトニングフォール(ワイドレンジ格闘攻撃) 両足にあるプラズマコンバータを使用し、プラズマを纏いながら落下し蹴りを浴びせる。 ラッシング・スピン 『OGMD』にて追加された技。敵に一瞬で接近し、回し蹴りを浴びせる。 レイジング・ストライク 『OGMD』にて追加された技。フェイントを交えながらのダッシュで敵との間合いを詰め、2回の回し蹴りの後に敵の後ろに一瞬で回り込み、さらに上空に蹴り上げ、とどめにブースター全開の飛び蹴りで後ろから蹴りぬく。 ライジングメテオ 特訓の末に追加される技。連続の蹴りで敵を叩き上げ、とどめの一撃で地面に蹴り落とす。第34話ではミナキもこの技を使うことができる。 デザイン 白を基調としたカラーリング。本来のDGG3号機は忍者をモチーフとしていたが、パイロットであるトウマの設定を踏まえ『第3次α』作中におけるデザインとなった。そのためDGG3号機と雷鳳は由来が同じでありながらも異なる外見を持つ存在となっている。肩部にある鎖帷子状の模様もその名残である。DGG3号機の段階では忍者刀を持たせる案もあったのだが、足技主体で戦うことから手持ち武器はオミットされ、「キックが必殺技ならば赤いマフラーが必要だろう」との考えからマフラーが付け加えられた。なお、OGシリーズにおける本機の原型・初期形態として登場する後述の忍者型のロボット・ジンライは雷鳳初期段階のデザインに手を加えたものである。 劇中での活躍 第3次α スーパー系主人公トウマの前半の搭乗機。帝国監察軍の強襲に遭った際、偶然にトウマが搭乗しパイロットとして登録された。その際空手の経験があったトウマに合わせて最適化され、足技主体の格闘戦用の機体となっている。素人であるトウマにいきなり操縦できたのは「システムLIOH」の賜物であるが、後にこのシステムにはパイロットの潜在能力を限界まで引き出した挙句廃人にしてしまうという危険な面があることが発覚。「システムLIOH」は取り外されダイゼンガーと同じDMLが搭載された。その結果、トウマは雷鳳を乗りこなすため厳しい特訓を受けることとなる。 コックピット周りは「システムLIOH」を守るために頑丈に設計されており、このことがトウマの命をたびたび救っている。第12話ではミナキが同乗したまま戦闘を行った。 開発者であるカオル・トオミネ博士はその危険な思想から学会を追放されており、その腹いせ、または雷鳳を他のDGGと同系機とみなされるのが嫌だったからか、雷鳳のDGGとしての登録は取り消されている。 第2次OG 鋼龍戦隊に鹵獲されたジンライからシステムZLAIを取り除き、他のDGGの予備パーツなどを使用し有人機に改修した姿。マフラーはジンライのマントの破片を流用している。ジンライとして犯した所業への罪悪感を抱くミナキの意向により、DGGの称号はあえて付けられていない。機体名はトウマがシステムLIOHから命名した。操縦補助のため「システムLIOH」を搭載していたが、トウマが初めての搭乗でBSKモードによる暴走した為、それ以降は補助程度に機能を落とされている。後にカオル博士が外部から再度暴走させようとS-BSKモードを起動した際には、ミナキがセットしていた爆弾でLIOHを強制排除した。その後はLIOHの補助がなくなったため素人のトウマにとってDMLは重い枷となるが、アクセルらとの修行でDMLを物にしその危機を跳ねのけた。
※この「雷鳳」の解説は、「ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン」の解説の一部です。
「雷鳳」を含む「ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン」の記事については、「ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン」の概要を参照ください。
- >> 「雷鳳」を含む用語の索引
- 雷鳳のページへのリンク