院別当とは? わかりやすく解説

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いん‐の‐べっとう〔ヰン‐ベツタウ〕【院の別当】

読み方:いんのべっとう

院の庁長官院中における一切統轄した


院司

(院別当 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/04 14:13 UTC 版)

院司(いんし、いんのつかさ)は、日本中世古代において、上皇女院の直属機関として設置された院庁の職員。中流貴族が任命されることが多く、他の官職と兼任する兼官だった。平安時代後期に院政が開始すると、上皇の政務機関である院庁の院司は、政治の枢要を担う重要職とされた。


  1. ^ 佐々木宗雄『日本中世国制史論』(吉川弘文館、2018年) ISBN 978-4-642-02946-9 P209-215


「院司」の続きの解説一覧

院別当

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 07:24 UTC 版)

院司」の記事における「院別当」の解説

院司最高責任者嵯峨上皇譲位とともに南淵永河任命されたのが最初複数名が任命されるのが通例で、公卿もしくは上皇天皇在位中の蔵人頭任命されることが多く公卿任命され場合には「公卿別当」、四位任命され場合には「四位別当」と呼ばれた白河上皇の頃に公卿別当から院執事(いんのしつし・執事別当)、四位別当から院年預(いんのねんよ・年預別当)が1名ずつ任命され院庁統括し、更に鎌倉時代にはその上に院執権(いんのしっけん)1名が置かれ公卿別当の中から選ばれた。

※この「院別当」の解説は、「院司」の解説の一部です。
「院別当」を含む「院司」の記事については、「院司」の概要を参照ください。

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